乾燥で肌のかゆみや痛みはなぜ起こる?原因と対策をご紹介!

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冬が近づくと肌が乾燥して、かゆみやヒリヒリとした痛みが出ることがありませんか。

そうした肌の乾燥の原因は、肌のバリア機能が低下しているサインですよ。

バリア機能が低下すると肌の水分が減少し、乾燥を感じたり、かゆみやヒリヒリとした痛みを感じたりします。

この記事では、乾燥による肌のかゆみや痛みが起きた際の対策や、乾燥予防についてお伝えしていますよ。

また、乾燥で肌が敏感になっているときにおすすめのスキンケア用品も紹介しているため、参考にしてみましょう。

なお、乾燥対策をしても症状がなかなか改善しないときなど、肌症状が気になる場合は早めに皮膚科に相談することをおすすめします。

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目次

乾燥から肌のかゆみや痛みが起こる理由は水分減少!

冬の時期など空気が乾燥すると、肌の乾燥でかゆみや痛みが起こり、肌荒れに悩まされることはありませんか。

まずは、肌が乾燥する原因にはどのようなものがあるか見ていきましょう。

後ほどおすすめのスキンケア用品もご紹介しますね♪

肌が乾燥する4つの原因

おもち

どうして肌が乾燥するのだろう?

肌が乾燥する原因はいくつかあるため、考えられる原因をひとつずつ見ていきましょう。

季節

空気が乾燥する冬から春は、肌も乾燥しやすいため特に注意が必要ですよ。

また、エアコンを使用する夏や、暖房が必要な冬の室内も空気が乾燥するため、加湿器などを利用して湿度を保つとよいですね。

冬の室内は「室温:18~25度」に、「湿度:40~50%」を保ち、乾燥しがちな室内の湿度に注意しましょう。

また、夏の室内もエアコンなどの使用により、室内が乾燥するため「室温:25~28度」に、「湿度:50~60%」を保つとよいですね。

肌の乾燥を感じたときは、お風呂で「38~40度」程度のぬるま湯に入浴がおすすめです。

長時間の入浴は肌の乾燥につながるため、長くても15分程度の短時間の入浴にしましょう。

季節の変わり目は、急な空気の乾燥や気候の変化で体調を崩しやすく、肌が乾燥することがあります。

そのため、夜の保湿ケアだけではなく、日中も保湿対策をするとよいですよ。

秋から春にかけて強く吹く冷たい風は、肌の水分を奪い、皮膚の温度を下げてしまいますよ。

そのため、肌のうるおいが低下し、乾燥肌につながります。

室内でも冷暖房の風は、適切な湿度を保つことや風に直接当たらないなど注意が必要ですよ。

紫外線

紫外線の刺激により角層が乱れると、肌の水分が失われてしまい、肌のくすみやシミ・シワができやすくなります。

また、夏だけではなく冬も紫外線が降り注いでいます。

そのため、美肌のためだけでなく肌の乾燥対策のためにも、日焼け止めクリームなどの紫外線対策は1年中必要ですね。

摩擦(まさつ)

肌への摩擦や圧迫は、刺激になり乾燥の原因になります。

そこで、洗顔やスキンケアの際やタオルでふく際には、肌をゴシゴシとこすらない、パンパンとたたかない、強く圧迫しないなど、やさしいタッチで行いましょう。

現在は、マスクをする機会が増えたため、マスクでの摩擦や蒸れが乾燥の原因になることもありますよ。

その他

肌の乾燥は、季節紫外線摩擦だけが原因ではありません。

普段の生活が原因で肌の乾燥を引き起こしていることもあるため、日ごろの生活を振り返ってみてはいかがでしょうか。

睡眠不足やストレスは肌の代謝が乱れ、肌の水分が失われてカサつきやすくなります。

さらに、乱れた食生活をしていると、栄養バランスが崩れてしまい、体調不良による乾燥肌を引き起こしてしまいますよ。

乾燥した肌の状態

ここまで、肌が乾燥する原因をご説明しましたが、それだけではなく、効果が高いスキンケア品も気になりますよね。

それでは、肌の乾燥対策におすすめのスキンケア用品を選ぶときに知りたくなる、乾燥した肌の状態についてご説明しますね。

肌の表皮の構造は、角質細胞と呼ばれる細胞がレンガのように積み重なって「角層」を作っています。

細胞と細胞の間は「セラミド」という物質で埋められており、体から水分が逃げないようにすることが役目です。

セラミドは、角質細胞のすき間を埋めて肌を外部の刺激から守る機能があります。

肌の乾燥や加齢によってもセラミドが減少するため、保湿成分として「セラミド」が配合されている化粧水などがおすすめです。

角質細胞の外側は、皮脂膜で皮膚の表面をコーティングしています。

皮脂膜とは、汗と皮脂が混ざりあった膜で、この皮脂膜が不足すると、肌の内側の水分が失われやすくなりますよ。

肌の表皮がダメージを受けると、肌の代謝(ターンオーバー)が加速し、角質細胞の大きさが乱れ、細胞と細胞の間にすき間ができやすくなり、肌内部の水分が逃げてしまうのです。

肌のうるおいが失われると乾燥し、かゆみや痛みが起こりますよね。

さらに、乾燥が進むと肌のキメが乱れたり、肌の柔軟性が失われたりするため、目や口の周りなどのよく動く部分に、乾燥によるシワができやすくなってしまいますよ。

肌の表皮は、肌内部の水分を保つ機能や、外部の刺激から肌の内部を守る機能があります。

赤みがあり、かゆみや痛みがある肌は、外部の刺激を受けやすい状態です。

そのため、肌をこすったりたたいたりせず、洗顔や保湿をする際はやさしいタッチを心がけましょう。

こちらの「アルージェ モイスチャー ミストローションⅡ しっとり」は、うるおい成分のセラミドを配合していますよ。

界面活性剤やパラベンを含んでいないため、乾燥肌や敏感肌でも安心して使用できます。

また、ミストタイプで使いやすく、肌への負担をかけないこともうれしいポイントですね。

メイクの上からでも使用できるため、乾燥を感じたときにいつでも保湿できますよ。

かゆみや痛みを起こすしくみ

肌の乾燥によるかゆみや痛みは、角層の水分が減少し肌のバリア機能が低下することで、かゆみやヒリヒリした痛みを引き起こしています。

乾燥した肌は、肌の表面がカサついたり粉がふいたりすることもありますよね。

肌のバリア機能が低下した状態は、外部からの刺激を受けやすいため、少しの刺激でも肌は反応してしまい、かゆみや痛みとして感じるのです。

肌内部の水分が逃げてしまうと、肌は乾燥した状態となります。

敏感になっている肌は、健康な肌のときとくらべて少しの刺激も受けやすい状態です。

そこへ、皮膚に刺激を受けると「ヒスタミン」という物質が分泌され、感覚を伝える知覚神経が「かゆみ」として脳に伝えることでかゆみが起こります。 

ヒスタミンとは、かゆみなどのアレルギーと同様の症状を起こす物質のことですよ。

かゆいときにかいてしまうと、ヒスタミンの分泌をより促すため、さらにかゆみが強くなりかき壊して傷になることもあります。

かゆみがあるときはかかずに、かゆみを悪化させないことが必要ですね。

ダメージを受け、薄くなった状態の肌は、赤みやかゆみを起こしたり、ヒリヒリと痛みが出たりして乾燥しやすくなっています。

他にも、肌の表皮が薄くなることは加齢が原因でもあり、セラミドや女性ホルモンの減少にともない起こりやすくなりますよ。

また、年齢を重ねた人だけでなく、若い人であっても油断できません。

クレンジングや洗顔などのスキンケアの際に肌をこすったり、たたいたり強く圧迫したりを繰り返すことで、角層がダメージを受けてしまいます。

すると、肌のターンオーバーが乱れて角層が薄くなることがありますよ。

普段と同じ生活をしていても肌に刺激を感じたり、普段お使いの化粧品でもしみたりということが起こるのです。

こちらの「イハダ プリスクリードD(セルフメディケーション税制対象)(14ml)」は、かゆみや赤みの炎症を鎮めてくれる効果がありますよ。

季節の変わり目や花粉の時期の湿疹による、顔のかゆみやかぶれに使用できますよ。

肌のかゆみに悩まされる際に、かかずに済むことは肌へのダメージが少なくてよいですね。

ステロイド成分不使用、無香料、無着色のため、赤ちゃんや子どもの肌にも安心して使えますよ。

乾燥肌の対策とは!?3選をご紹介!

肌が乾燥する原因がわかりましたが、毎日のスキンケアなどを自己流でおこなっていませんか。

乾燥対策には、正しいスキンケア法が欠かせないため、具体的な方法を知って普段のスキンケアに取り入れるとよいですよ。

正しくスキンケアをするためのポイントを洗顔からご紹介しますね。

対策①こすらず洗顔する

乾燥対策には肌への摩擦を減らさなくてはなりません。

スキンケアを行うときは、肌をゴシゴシこすらないことが大事ですよ。

洗顔料は十分に泡立ててこすらずに優しく洗顔し、ぬるま湯で丁寧にすすぎましょう。

熱い湯ですすぐとより乾燥するため、32〜33度のぬるま湯ですすぐことが大事ですよ。

また、メイクを落とす際も、こすらず短時間で落とすようにしましょう。

クレンジングはメイクに合わせたものを使用し、短時間で落とせるメイク落としを使うとよいですよ。

対策②丁寧に保湿する

乾燥対策として、化粧水や乳液で水分と油分を整えて保湿することは非常に大切ですよ。

最初に、化粧水は手に取ったあと、手のひらで少し温めましょう。冷たすぎず肌への負担を軽減できますよ。

それから、洗顔後の清潔な肌に化粧水を手で押し込むようにつけます。

肌に手が吸い付くようになり、肌表面に水分がない状態になるまで、やさしく化粧水をつけるとよいでしょう。

目や口の周りは、特に乾燥しやすい部分であるため、化粧水を重ね付けするのもよいですよ。

お風呂あがりなど、毛穴が開いているときは化粧水などが肌に浸透しやすい状態であるため、なるべく早く化粧水をつけることがおすすめです。

化粧水のあとは、乳液やクリームを手でやさしく広げ、押し込むように顔全体に広げましょう。

肌荒れして化粧品がしみるときは、低刺激のスキンケア品を選ぶこともよいですよ。

また、肌がダメージを受けているときは、ワセリンやバームのみのシンプルなスキンケアもおすすめです。

ワセリンやバームは、皮脂膜と同様な働きをするため、肌を外部刺激から守り内側の水分が逃げることを防ぐ役割を果たします。

そのため、スキンケアの最後に使用したり、肌荒れしているところに部分的に使用したりもできますよ。

肌が荒れてヒリヒリした痛みやかゆみでつらいときには、肌に負担をかけないスキンケアを心がけたいですね。

対策③かゆみのある部分を冷やす

かゆみがあるとついかいてしまい、かゆみが止まらなくなることはありませんか。

かくことで皮膚が刺激され、よりかゆみが増すことになります。

かゆみのある部分をかくのは避けたほうがよいでしょう。

そこで、保冷剤などを使用してかゆみがある場所を冷やすと、知覚神経の興奮が抑えられ、かゆみが落ち着きますよ。

なお、保冷剤を肌に当てるときは、必ずタオルやハンカチなどに包んで冷やしましょう。

保冷剤をそのまま当ててしまうと刺激になり、返って肌荒れが悪化する可能性があります。

かゆみや炎症は、冷やすとかゆみをやわらげることができるため、かかずに対応することができますよ。

肌のかゆみや痛みが出ているときは、肌への負担にならないことを心がけ、摩擦や圧迫をせずやさしくスキンケアをしましょう。

また、かゆみや炎症を鎮めるために治療薬を使うこともおすすめです。

しかし、かゆみや痛みの原因が乾燥によるものではない可能性もあります。

気になる症状や、なかなか症状が治まらないときは、自己判断をせず悪化する前に医師による治療を受けることが大切ですよ。

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乾燥で肌がヒリヒリするときのスキンケアのポイント

これまで、乾燥による肌のかゆみや、ヒリヒリとした痛みが出たときの対策をお伝えしました。

では、肌の乾燥を防ぐために気をつけることはあるのでしょうか。

お伝えしたように、肌の乾燥の原因は空気の乾燥や、風、紫外線、肌への摩擦、睡眠不足、かたよった食生活などが考えられます。

そこで、肌荒れが起きてしまったときのスキンケアや、肌の乾燥予防に役立つ情報をお伝えしますよ。

正しいスキンケアは?

肌がヒリヒリするときは、どのようなスキンケアをするとよいのか悩みますよね。

おもち

肌荒れしているときは、何もつけないほうがよいの?

肌荒れのときは肌が乾燥している状態であるため、化粧水などで保湿をすることが大切ですよ。

かゆみやヒリヒリした炎症の悪化を防ぐには、肌に負担をかけないことが大切です。

そのため、アルコールやパラベン、香料などは敏感肌には負担になり合わない可能性があります。

化粧水などのスキンケア類を選ぶ際には、「アルコールフリー」「パラベンフリー」「無香料、無着色」などのものを選ぶことをおすすめしますよ。

また、肌が乾燥して敏感になっているときには、どのような化粧品を選ぶとよいのでしょうか。

肌が敏感なときは、肌に近い成分が含まれているかをチェックすることもおすすめです。

乾燥肌や敏感肌におすすめの保湿成分は、次の表を参考にしてみましょう。

    成分    効果
セラミド外部刺激から守る 
ヒアルロン酸、コラーゲン水に近い成分で乾燥を防ぐ
グリセリン長時間の保湿が持続
アミノ酸角層の内部を保湿
ヘパリン類似物質 抗炎症作用、血行促進

このような保湿成分が配合されているものは、水分を保持し肌にもやさしいため、化粧水などを選ぶ際は含まれる成分のチェックをするとよいですね。

また、化粧品をこれまで使用していたものから切り替えるときは、一度にすべて切り替えず肌の状態がよいときに1品ずつ、2~3日かけて替えると肌に負担をかけないためおすすめですよ。

こちらの「コーセー カルテHD モイスチュア ローション 高保湿化粧水(150mL)」は、保湿効果の高いヘパリン類似物質配合のローションです。

うるおいが長時間続く高保湿ローションで、乾燥肌や敏感肌の保湿に期待できますよ。

ヘパリン類似物質が配合されているため、肌の保湿や炎症を鎮める効果も期待できますね。

肌をすこやかに保つ効果があるため、日焼けや雪焼け後のほてりを防ぐ効果もあります。

乾燥肌を予防するには

おもち

乾燥が気になるときに食べるとよいものはあるの?

乾燥肌が気になるときや予防したい場合に、取り入れるとよい食べものをご紹介します。

乾燥肌を予防したいときは、バランスのよい食事を心がけるとよいですよ。

特に意識的に食べるとよい食べものをこちらにまとめました。

   効果   食べもの
うるおい(ヒアルロン酸)手羽先、軟骨、牛すじ
保湿力(α-リノレン酸)サンマ、シソ油
肌荒れ予防(ビタミンやミネラル)ビタミンA(レバー、緑黄色野菜)
ビタミンE(大豆、ナッツ)
亜鉛・ミネラル(牡蠣(カキ)などの貝類)

上記を参考にして、ビタミンやミネラルを意識的に摂り、バランスのよい食事を心がけたいですね。

また、お酒の飲み過ぎはビタミンAを減少させるため控え、十分な睡眠や適度な運動、ストレスをためないことも乾燥肌予防に大切なことですよ。

健康的な生活は、すこやかな肌をつくることにもつながりますね。

まとめ

  • 乾燥による肌のかゆみや痛みは、肌のバリア機能が低下して起こる
  • 肌の乾燥の原因は、季節・風・紫外線・摩擦などがある
  • 乾燥肌の対策は、正しい洗顔、十分な保湿、かゆみを鎮めることが大切である
  • 肌が敏感なときは、肌に近い成分の化粧品を選ぶとよい
  • 乾燥肌の予防には、バランスのよい食事を心がける、規則正しい生活をすることが大事である

乾燥して肌にかゆみや痛みがあるときは、肌のバリア機能が低下して水分が減少しているため、保湿をしましょう。

また、かゆみや痛みがあり敏感なときは、かゆくてもかかず、悪化する前にやさしいスキンケアをするとよいですよ。

ごろから、正しいスキンケアや乾燥予防をして、健康な肌を保ちたいですね。

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