猫用こたつは、100均の材料を使っておよそ10分で手作りできます!
100均の材料で手作りすると、お財布に優しいだけでなく、電気を使わないので安全性も高いですよ。
また、人間用のこたつは猫にとって危険であることはご存じですか。
人間用のこたつに長時間入っていると、脱水症状や熱中症を起こしてしまい、体調を崩してしまいます。
その他の注意すべきポイントや快適な環境についても解説していきますね。
また、夜や留守番時の防寒対策とおすすめ100均グッズ5選も紹介していきますので、参考にしてみましょう!
この記事を読めば、猫用こたつを手作りする場合の作り方から快適な環境づくり、防寒対策まで知ることができ、冬でも猫が安全で快適に過ごすことができますよ♪
猫用こたつの手作りを100均の材料で!作り方をご紹介♪

「市販の猫用こたつを買おうと思ったら、値段が高くて驚いた」という方もいらっしゃいますよね。
市販の猫用こたつは8,000円程度とかなり高額です・・・。
なんと、猫用こたつは100均の材料を使って手作りすることができます!!
しかも手作り猫用こたつは10分程度で完成しますので、ぜひ参考にしてみましょう♪
材料
今回はダイソーの商品を使った手作り方法をご紹介します。
材料はすべて100均でそろえることが可能なので、ぜひチャレンジしてみましょう♪
※販売時期や店舗によって在庫がない場合もあるため、ご了承くださいませ。
用意するもの
- 【こたつ土台用】ジョイントラック用棚(45cm×25cm)※300円商品
- 【こたつ土台用】ジョイントラック用ポール(39cm):4本
- 【こたつ土台用】ジョイントラック用固定部品(4個入り)
- 【こたつ敷布団用】ペットマット
- 【こたつ掛け布団用】ひざかけ
- 【こたつ天板用】座布団
材料にかかる費用は、大体1,500円~2,000円程度です。※選ぶ商品によって値段が異なるので、参考程度にしましょう。
小さく感じる場合は、【こたつ土台】の材料をもう1セット用意し、連結させて大きくしてみるとよいですね。
ペットマット・ひざかけ・座布団は使いやすそうなものを選び、オリジナル猫用こたつを作ってみましょう♪
作り方
【100均の材料を使った猫用こたつの作り方】
- ペットマットをこたつを置く場所に敷く
- ジョイントラックの棚部分とポール部分を固定部品で固定し、こたつの土台を作る
- ①の上に②を置き、上からひざかけを被せる
- ひざかけの上に座布団を乗せたら完成♪※座布団を乗せることで猫の居場所になる
上記の方法で作ると、およそ10分で猫用こたつが完成します♪
- こたつのヒーター部分は無くても大丈夫ですか?
-
猫は体温が高く、猫自身が熱源となるため、無くても大丈夫です。
もし入れるのであれば、湯たんぽやペット用ヒーターで代用可能ですよ。
ただし、湯たんぽを使う場合はカバーに入れ、ぬるめのお湯を使うようにしましょう。

湯たんぽやペット用ヒーターを入れる場合は、暑くなりすぎていないかこまめに中の様子をチェックしてあげよう!
湯たんぽの中でも、ペットにおすすめの商品をご紹介しますね。
ペット用湯たんぽのおすすめは、「ドギーマン 遠赤外線レンジでチンしてぽっかぽか スウィートハート」です。


お湯を沸かす必要が無く、電子レンジでチンするだけで簡単に温かくなりますよ♪
円盤型でペットが上に乗りやすいのもポイントです。
電気を使わないので、夜や留守番時にも安心して使うことができますよ。
続いて、ペット用ヒーターのおすすめ商品をご紹介しますね。
ペット用ヒーターのおすすめは、「マルカン 遠赤外線ホッとヒーター」です。
高温面と低温面があるリバーシブル仕様で、用途により使いわけができますよ。
金属チューブでコード全体を覆っているので、いたずらによる故障や感電のリスクも低いでしょう。
本体・カバーともに水洗いができるので、衛生面でも安心ですね♪
猫に人間用こたつは危険だった!?快適な環境も解説!


「♪:猫はこたつで丸くなる~」という歌詞がありますが、実は猫にとって人間用のこたつは危険です。
ここからは、猫が人間用のこたつを使用するときの注意すべきポイントと快適な環境について解説していきますね。
猫が体調を崩さないように快適な環境を整えてあげましょう。
注意すべきポイント
猫はこたつが大好きですが、以下に注意すべきポイントを挙げました。
特に子猫や高齢の猫は、リスクが高まるので注意が必要です。
【注意すべきポイント】
- 【低温やけど】
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長時間こたつの中に入っていると、低温やけどを起こす危険性があります。
低温やけどというのは、44℃~50℃程度の熱源に長時間触れて発症するやけどのことですよ。
低温やけどになると、水膨れや炎症を起こし、重度になると皮膚が壊死する場合もあります。
また、治るまでに時間がかかり、皮膚に傷跡が残る場合もあるので注意しましょう。
低温やけどのサイン・部分的な脱毛がみられる
・一箇所をなめ続ける
・身体の特定箇所を痛がる
・皮膚が赤くなっており、水膨れができている
- 【一酸化炭素中毒・酸欠】
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昔ながらの練炭や豆炭を使ったこたつは、一酸化炭素中毒を引き起こす危険性があります。
一酸化炭素中毒を引き起こすと、猫は動けなくなってしまい、最悪の場合は命にかかわりますよ。
猫の安全のためにも電気こたつへの買い替えがおすすめです。
また、電気こたつも長時間中に入っていると、酸欠になる危険性がありますよ。
こたつの一角を猫の出入り口用に開けておき、空気を入れてあげましょう。
- 【脱水症状や熱中症】
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高温のこたつの中にいると、脱水症状や熱中症を引き起こしやすくなります。
温度設定を「弱」または「オフ」にし、こたつの近くに飲み水を置いてあげるなど工夫してあげましょう。
また、定期的にこたつの外に出してあげることも大事ですよ。
脱水症状の見分け方猫の背中や首をつまんでみて、皮膚がすぐに元に戻れば大丈夫です。
ゆっくりと数秒かけて戻る場合は、脱水症状を引き起こしている可能性があります。
- 【赤外線】
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赤外線の光は、猫の目にとって良くないものと言われていますよ。
こたつの中で紫外線を浴び続けると、白内障や失明のリスクに繋がるため、注意が必要です。
- 【感電】
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コードを噛んでしまうと、故障だけでなく感電してしまう危険性があります。
猫がいたずらしないよう、コードにはしっかり安全カバーを巻きましょう。
・こまめに猫の様子をチェックする
・こたつの出入り口を開けておく
・定期的にこたつから出す
・温度設定は「弱」または「オフ」にする
・近くに飲み水を置いておく
・コードには安全カバーを巻く
ここで、安全に使うことができる猫用こたつをご紹介します。
猫用こたつのおすすめは、「ドギーマンハヤシ キャティーマン 遠赤外線 ねこの夢こたつ」です。
こたつ、敷きマット、掛布団がセットになっており、敷きマットには滑り止め加工もされていますよ。
こたつ内温度を31℃にキープするので、熱中症や低温やけどのリスクも低いでしょう。
コードは金属管でカバーされているので、いたずら対策もばっちりです♪
猫にとって快適な環境とは


猫によって快適に感じる室温には個体差があるので、目安として参考にしてみましょう。
猫は自分で快適な場所を見つけるのが得意な動物です。
部屋の中でも温かい場所と涼しい場所をつくるなど、室温に幅をもたせることがおすすめですよ。
- 【温度】
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冬場の室温は、21~25℃の間で設定するのがおすすめです。
子猫の場合は30℃前後が適温となるので、エアコンを少し高めに設定したり、湯たんぽなどを使用して部分的に温めたりするとよいですね。
21℃未満の室温では体温調整が難しくなるので、21℃未満にならないよう気をつけましょう。
また15℃以下の室温では、子猫や高齢の猫は体調を崩しやすくなるので注意が必要です。
- 【湿度】
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湿度は、50~60%程度になるよう調整するのがおすすめです。
-
冬場はただでさえ空気が乾燥するうえ、エアコンを使用しているとより乾燥しやすくなるので、特に注意が必要ですね。
加湿器や空気清浄機を使用して、湿度を保ちましょう。
また、部屋に洗濯物や濡れタオルを干すだけでも湿度を上げることができますよ。



こまめに室温と湿度をチェックして快適な空間を保とう!
猫用こたつ以外の防寒対策とおすすめ100均グッズ5選


ここからは、猫用こたつ以外の夜や留守番時に役立つ防寒対策とおすすめ100均グッズ5選を紹介します!
おすすめ100均グッズを使えば、火を使わずに防寒対策ができるので安全面もばっちりですよ♪
猫用こたつとあわせて活用してみることをおすすめします!
夜や留守番時の防寒対策


夜や留守番時に、ヒーターやストーブを使うのは危険なので、電源を切っておきましょう。
出掛ける前や寝る前にエアコンで部屋全体を暖めておくと、しばらくの間温かい状態に保たれるのでおすすめです。
夜や留守番時にエアコンを使用する場合は、タイマーを活用するようにしましょう。
また、ペット用湯たんぽやペット用ヒーターを猫用こたつやペット用ベッドの中に入れてあげると、自分で温まることができますよ。
【夜や留守番時の防寒対策まとめ】
- ヒーターやストーブは使わない
- 事前にエアコンで部屋全体を暖めておく
- エアコンはタイマーを活用する
- 湯たんぽやペット用ヒーターを使用する
1:窓ガラス断熱シート


窓ガラス断熱シートは、窓ガラスに貼ることで窓から入ってくる冷気を防ぎ、中の暖気を外に逃がさないようにするシートです。
暖気を部屋の中に閉じ込めるため、部屋を長時間暖かく保つことができますよ。
100円で入手できるうえ、暖房器具の節約にもなりお財布にも優しいですね♪
2.保温アルミシート
引用:公式通販ダイソーネットストア
こちらは、アルミ保温シートですが、ダニよけにもなるので保温とダニ対策が一緒にできますよ♪
厚手タイプのため、丈夫ですぐに破損してしまう心配が減ります。
保温アルミシートは、床に敷いておくと下からの冷気を防いでくれるアイテムです。
そのままだと滑ってしまうので、上にカーペットなどを敷くなど滑らない工夫をしてみましょう。
猫用こたつの下に敷くと、保温効果が高まるのでおすすめです。
3.ジョイントマット


ジョイントマットも保温アルミシート同様、下からの冷気を防いでくれる防寒グッズとして使えますよ。
また、カーペット代わりになるうえ、汚れてもお手入れがしやすいのもポイントです。
100均でもいろいろな素材やデザインがあるので、お部屋の雰囲気に合わせて選んでみましょう♪
4.ペット用ベッド


ペット用ベッドはペットショップなどでも販売していますが、100均では500円程度で購入することができますよ!
ペット用ベッドの置く場所としては、ドア付近や窓際などの風通しの良い場所は避け、比較的高い場所に置くことがポイントです。
中に湯たんぽを入れてあげるとさらに暖かくなりますね♪
5.湯たんぽ


湯たんぽは、電気代を節約できるだけでなく、安全に暖をとることができるアイテムです。
やけどをしないためにも、熱湯ではなくぬるめのお湯を使用し、湯たんぽカバーの中に入れて使用しましょう。
猫用こたつやペット用ベッドの中に入れると、保温効果が高まりおすすめです♪
まとめ


- 猫用こたつは100均の材料で手作りできる
- 猫に人間用こたつは危険で、注意すべきポイントは下記の5選である
- 「低温やけど」
- 「一酸化炭素中毒・酸欠」
- 「脱水症状・熱中症」
- 「赤外線」
- 「感電」
- 猫にとって快適な環境は、温度が21~25℃、湿度が50~60%である
- 夜や留守番時の防寒対策は、下記4選が大事
- 「ヒーターやストーブは使わない」
- 「事前にエアコンで部屋全体をあたためておく」
- 「エアコンはタイマーを活用する」
- 「湯たんぽやペット用ヒーターを使用する」
- 防寒対策におすすめの100均グッズ5選は、下記5選がおすすめ
猫用こたつを100均の材料で手作りする場合の作り方について紹介しました。
また、人間用のこたつが猫にとっていかに危険であるかもわかりましたよね。
手作りした猫用こたつと100均グッズを使って防寒対策をすれば、安全に冬を乗り越えることができるので、ぜひ実践してみましょう♪
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