入学祝いの書き方見本では、下記4点のポイントをおさえましょう。
- のし袋の上段には「御入学祝」などのお祝いの言葉を書く
- のし袋の下段には「贈り主の名前」を書く
- 中袋のおもて面には「金額」を書く
- 中袋のうら面には「郵便番号・住所・名前」を書く
「初めて入学祝いを贈るけど、書き方がよくわからない・・・。」と、入学祝いの書き方に困っていませんか。正しい書き方を知らないと不安になりますよね。
この記事では、入学祝いの書き方見本を公開して、徹底解説していきます。また、のし袋の選び方や、金額についても説明していきますので、お見逃しなく♪
入学祝いの書き方見本でポイントをおさえて、ぜひマナー美人を目指しましょう!
入学祝いの書き方見本を公開!これでもう迷わない♪
入学祝いの書き方がわからない・・・。
このように、入学祝いの書き方がよくわからず、困っていませんか。
初めて入学祝いを贈る人もいれば、入学祝いを贈ったことはあるけれど書き方を忘れてしまった人もいますよね。
入学祝いの書き方見本で、正しい書き方のポイントをおさえて、喜ばれる入学祝いを贈りましょう。
入学祝いの書き方見本を公開していますので、ぜひ参考にしてみましょう♪
入学祝いの書き方見本【のし袋】
のし袋の書き方見本を見てみましょう。下記が書き方の一例です。
のし袋の上段には、「御入学祝」などのお祝いの言葉を書きます。
また、のし袋の下段には、「贈り主の名前」を書く必要があります。今回はフルネームで書きましたが、苗字のみを書いても問題ありません。
のし袋の書き方については、次で詳しく解説していきますね。
のし袋の書き方見本【上段には「御入学祝」と書こう!】
のし袋の上段には、「御入学祝」などのお祝いの言葉を書きます。上段に書くお祝いの言葉は、贈る相手によって使いわけることができます。
小学生や中学生になる子どもに入学祝いを贈る場合は、「御入学祝」と書きましょう。
この他には、「祝御入学」や「入学御祝」を用いることができます。
文字数の四文字が気になるという人は、「御入学御祝」と書いてもよいでしょう。その際は、「御入学」のあとに改行して左に「御祝」と書きます。
また、高校生や大学生になる子どもは、高校受験や大学受験に合格して進級することも多いです。そのため、「合格御祝」や「祝合格」と書いてもよいでしょう。
のし袋の書き方見本【下段には「贈り主の名前」を書きましょう!】
のし袋の下段には、贈り主の名前を書きます。「苗字のみ」または「フルネーム」で書きましょう。
一般的に、自分より目下の人に贈る場合は「苗字のみ」を書き、自分より目上の人に贈る場合は「フルネーム」を書くとされています。
入学祝いのときは、「苗字のみ」でも「フルネーム」でもどちらを使用しても大丈夫です。
夫婦揃ってお祝いを贈る場合は、世帯主の名前のみでも問題ありません。夫婦連名にしたい場合は、夫の氏名を中央に書き、その左に妻の名を書きましょう。
祖父母から小さな孫にお祝いを贈る場合は、「おじいちゃん・おばあちゃん」と書いてもよいでしょう。
同様に、おじやおばから贈る場合は、「~おじさん・~おばさん」と書いても問題ありません。
友人や知人などで複数名でお祝いを贈る場合は、連名にして書きましょう。
贈り主が3名まででしたら、連名で書くことがきます。役職や年齢が上の人の氏名を中央に書き、その左に順に氏名を記入していきますよ。
役職や年齢が関係ない場合は、五十音順で氏名を書きます。
贈り主が4名以上の場合は、代表者の氏名を中央に書き、その左に「外一同」、「他一同」と書く必要がありますよ。別紙に全員の氏名を書いて、中袋に同封します。
入学祝いの書き方見本【中袋】
中袋の書き方見本を見てみましょう。下記が書き方の一例です。
中袋のおもて面には、「金額」を書きます。うら面には、「贈り主の郵便番号・住所・名前」を記入します。
中袋の書き方について、次で詳しく解説していきますね。
中袋の書き方見本【おもて面には「金額」を書こう!】
中袋のおもて面には、「金額」を書きます。ここで書く金額は、漢数字の旧字体を使用します。
その理由は、簡単な数字で金額を書いてしまうと、不正や間違いがあるかもしれないからです。
例えば、「一万円」に横棒の「一」を足すと「二万円」になります。万一のトラブルを防ぐためにも、旧字体の漢数字を使用しましょう。
それでは、下記の「漢数字の旧字体一覧表」で確認してみましょう。
数字 | 旧字体の漢数字 |
1 | 壱 |
2 | 弍 |
3 | 参 |
5 | 伍 |
7 | 七(まれに漆) |
8 | 八 |
10 | 拾 |
100 | 百 |
1000 | 仟(または阡) |
10000 | 萬 |
近年は、漢数字やアラビア数字を使用してもよいようになってきました。贈る相手と親しい間柄であれば、数字の字体にこだわる必要はないようです。
ただし、「4(死)」、「6(無)」、「9(苦)」の数字は、不幸なことが連想されるので、使用しないようにしましょう。
中袋の書き方見本【うら面には「贈り主の郵便番号・住所・名前」を書こう!】
中袋のうら面には、贈り主の郵便番号、住所、名前を書きましょう。
のし袋の下段に氏名を書くので、ここで苗字を書く必要はありません。
中袋がないときはどうする?のし袋の裏に「住所・金額」を書こう!
中袋がない場合は、のし袋の裏面の中心より左に縦書きで、住所と金額を書きます。
氏名はのし袋の表面下段に書いてあるのです、裏面に書く必要はありません。
一般的に5,000円以下のご祝儀を贈る場合は、中袋のない「のし袋」を使用して問題ありませんよ。
友人や親しい間柄にご祝儀を贈るときは、「お返しは必要ない」という意味合いで中袋に入れずに渡すこともあります。
お祝いのお金が中袋に入っていなくても、マナー違反ということにはならないので、安心しましょう。
入学祝いの書き方見本でのし袋の選び方を学ぼう!
入学祝いの書き方見本で書き方はわかったけど、どんなのし袋を選べいいの?
いろんな種類ののし袋があって、どれを選べばいいのか、わからない・・・。
このように、入学祝いの書き方見本で書き方は理解したけれど、どんなのし袋を選べばよいかわからない、と悩んでいませんか。
お店にもさまざまな種類ののし袋が売られていて、どれを選んだらよいか迷ってしまいますよね。
喜ばれる入学祝いにするためにも、入学祝いの書き方見本とともに、のし袋の選び方のポイントを理解しておきましょう。それでは解説していきますね。
のし袋の選び方
入学祝いの水引とのしの選び方は、包む金額によって使用できるデザインが異なります。
一般的に下記の金額によって選ぶデザインが決まるので、参考にしてみましょう。
- 10,000円以内の入学祝い:封筒に水引が印字されているカジュアルなデザインを使用してもOK!
- 20,000円以内の入学祝い:水引と中袋がついている華やかなのし袋がおすすめ!
購入したのし袋のパッケージの裏面などに包む金額の目安が書かれていることがあるので、確認してみましょう。
小学校に入学予定の子どもに贈る場合におすすめなものは、「イラスト入りのし袋」です。
入学の季節にふさわしい色合いと桜の花が、春のおめでたい行事にぴったりです。
ランドセルのイラストが、これから始まる小学校の学校生活を連想させてくれる素敵なのし袋ですよ。
贈る相手の子どもが、男の子でも女の子でも使用することができ、かわいいイラストに子どももきっと喜んでくれることでしょう。
10,000円以上の比較的高額な入学祝いを贈る場合は、「伝統的で華やかなのし袋」がおすすめです。
贈る相手が小学生になる子どもだけでなく、中学生や高校生、大学生になる子どもでも使用できるのし袋です。
デザインが伝統的でシンプルですが、蝶結びの水引きが立体的で華やかですね。
中袋も付いているので、比較的高額な入学祝いを贈るときにおすすめですよ。
水引は「紅白の蝶結び」を選ぼう!
一般的に、入学祝いののし袋は紅白の水引を使用します。特におめでたいときや贈る金額が大きいときは、金銀の水引を用いることもあります。
水引は結び方によって、意味合いや使用するシーンが異なります。
入学祝いの場合は、「紅白の蝶結び」の水引を使用します。結び目を簡単に直すことができることから、何度繰り返してもよいお祝いやお礼などに使われます。
水引の本数は、5本または7本のものを選びましょう。
のしは「縦長六角形」を選ぼう!
「のし」とは、のし紙の右上にある小さな縦長六角形の飾りのことです。入学祝いには、縦長六角形ののしがついたのし袋を選びましょう。
のし袋には2種類あります。包む金額によって使用する種類が異なるので、注意しましょう。
- 10,000円以上の入学祝い:「封筒型」ののし袋
- 20,000円以上の入学祝い:「多当折型」ののし袋(中袋を大きな紙で左右上下に折って包みます)
入学祝いの書き方見本で金額の確認をしよう♪
入学祝いの金額はいくら渡したらいいの?
お金の包み方も知りたいな・・・。
先の項目では、入学祝いの書き方見本で、書き方とのしの選び方を理解することができましたね。
しかし、入学祝いのお金をいくら渡したらよいのか、どのようにお金を包んだらよいか、気になっている人はいませんか。
入学祝いの書き方見本でポイントをおさえたら、最後に金額の確認をしておきましょう。
それでは、入学祝いに贈られる金額の相場とお金の包み方を、次で詳しく解説していきますね。
入学祝いの金額はいくら?
入学祝いの金額は、贈り主と贈る相手との関係性により異なります。
入学祝いの書き方見本で、金額の確認をしておきましょう。下記の「入学祝いの金額相場一覧表」を参考にしてみましょう。
贈り相手との関係性 | 金額 |
祖父母 | 10,000~50,000円 |
おじ・おば | 5,000~10,000円 |
親しい知人 | 3,000~5,000円 |
入学祝いのお金の包み方
入学祝いを贈るときは、のし袋の折り方や、お金の入れ方にも注意が必要です。
のし袋の外包の裏の折り方は、「上を先に折ってから下を折る」ようにしましょう。
これは、慶事のときに用いられる折り方です。「幸せが受け取られますように」という意味が込められています。
慶事の折り方とは反対に、「下を先に折ってから上を折る」のように折り方の順番を逆にしてしまうと、不幸があったときの意味合いになってしまうので、注意しましょう。
お金の正しい入れ方は下記の手順の通りです。確認しておきましょう。
- のし袋の表側とお札の表側(肖像画)がそろうように入れる
- お札を出したときに、肖像画が先に見えるように入れる
入学祝いなどのお祝いで贈るお札は新札を用意し、気持ちのよい入学祝いを贈りましょう。
まとめ
- 入学祝いの書き方見本のポイントは次の4点である
- のし袋の上段には「御入学祝」などのお祝いの言葉を書く
- のし袋の下段には「贈り主の名前」を書く
- 中袋のおもて面には「金額」を書く
- 中袋のうら面には「贈り主の郵便番号・住所・名前」を書く
- のし袋の選び方のポイントは次の3点である
- のし袋は贈る金額によって使用するデザインが異なる
- 入学祝いに用いる水引は、「紅白の蝶結び」を選ぶ
- 入学祝いに用いるのしは、「縦長六角形」を選ぶ
- のし袋は「封筒型」と「多当折型」の2種類があり、贈る金額によって使用する種類を決める
- 入学祝いの金額は、贈る相手と贈り主の関係性によって異なる
- 入学祝いのお金の入れ方と包み方のポイントは次の2点である
- お札の入れ方は、「のし袋とお札のおもて面を揃え、お札を出したときに肖像画が先に見える」ようにする
- のし袋の上包みの裏側は、「上を先に折ってから下を折る」必要がある
入学祝いの書き方見本は参考になりましたでしょうか。
入学祝いは、贈る相手にも、お祝いを贈る側にとっても、おめでたい節目のお祝いのひとつです。
正しい入学祝いの書き方を学び、喜ばれる入学祝いを贈りましょう。書き方見本でポイントをマスターして、ぜひマナー美人を目指しましょう♪
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