雪かきをしなくていい家にしたいなら!無落雪屋根とできる対策とは?

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毎年やってくる冬、困るのが雪かきですよね。雪かきをしなくていい家にしたいなら、無落雪屋根がおすすめです!

おもち

雪かきは、やってもやってもまた積もってきてきりがない!

このようなことに時間を取られるなんて、もったいないですよね。

さらに、雪かき中の事故はあとを絶たなく、まさに命がけでしょう。

あなたの時間も体力も限界があるので、無理して危険な作業をするのは辞めることをおすすめします。

実は、雪かきから解放されるために、できることは多数ありますよ。

この記事では、雪かきをしなくてよい無落雪屋根について解説しています。これから雪かきをしなくていい家にしたい方は必見です!

また、無落雪屋根以外の雪かき対策についても触れていますので、ぜひ参考にしてみましょう。

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目次

雪かきをしなくていい家に住みたい!無落雪屋根とは?

雪かきは、家や人を守るために重要な作業です。しかし、年々つらくなってくる重労働に、嫌気が差していませんか。そのような悩みから解放してくれるのが、無落雪屋根です。

無落雪屋根とは、積もった雪を自然に溶かし、排水する仕組みの屋根を指します。

自然に溶かしてくれるので、人の手で雪下ろしをする必要はありません。さらに、溶かして排水するので、落雪の危険もないのです。

このように、生活の助けになる無落雪屋根には、「スノーダクト方式・フラットルーフ方式・勾配屋根方式」の3種類があります。それぞれについて、詳しく説明します。

スノーダクト方式

中央にダクトがあり、そこに向かって傾きのある屋根です。

ダクトとは、気体や液体を通す管のことです。ここでは、雪解け水を捨てるための管を指します。

スノーダクト方式の屋根を横から見ると、M字型になっています。屋根に積もった雪は、太陽光で溶けると中央のダクトに流れ、排水されるのです。

ダクトの周りには凍結を防ぐためにヒーターを取り付けることもあります。

【特徴】

ダクトにごみが溜まりやすいので、メンテナンスが必要。

溶けた雪が屋根の端に流れないので、氷柱ができにくい。

フラットルーフ方式

傾きがほとんどない、平らな屋根です。ダクトはありません。溶けた雪を屋根の端からそのまま落とします。

【特徴】

雪解け水によって氷柱ができやすく、傾きがほとんどないことで雨水が溜まり、サビが出たり、雨漏りしたりしやすくなる。

ダクトがないので、メンテナンスの頻度が少なくて済む。

勾配屋根方式

構造としては、通常の傾きがある屋根です。そこに「スノーストッパー」という雪止めを取り付けます。雪が滑り落ちるのを防ぎ、その間に雪が溶けるのを待つ仕組みです。

【特徴】

雪解け水で氷柱ができやすく、他の方式と比べて積雪許容量が少ない。積もった雪が許容量を超えた場合、まとめて落下することがあり、雪下ろしが必要。

耐久性に優れており、急降下なこともあり雨水やゴミをためにくく、掃除をする手間が楽になる。

雪かきをしなくていい方法【無落雪屋根】の特徴は?

無落雪屋根がどのような屋根かはわかりましたね。

ここからは、無落雪屋根の特徴などを下記の3点について解説していきます。

  • 無落雪屋根のメリット
  • 無落雪屋根の注意点
  • 無落雪屋根をおすすめする人
おもち

それでは、詳しく見ていきましょう。

無落雪屋根のメリット

無落雪屋根を取り入れることで得られるメリットについて見ていきましょう。

おもち

1:雪かきの手間が減るよ!

雪かきに回していた時間も、体力も、さらに有意義に使えますよ。つらい身体にむち打つ必要もなくなります。

おこめ

2:落雪の可能性が減り、事故を未然に防げるよ。

落雪による事故は、毎年ニュースになっていますよね。そのような事故を、未然に防ぐことが期待できますよ。

また、近隣住民の土地や道路に落雪することで、発生するトラブルも防ぐことができます。

無落雪屋根の注意点

無落雪屋根を取り入れる際に、気を付けておくことも見ていきましょう。

無落雪屋根は積もった雪を、そのまま屋根の上に留めておくのが基本構造です。

その性質上、建物全体にかなりの重さがかかり続けるため、屋根には大きな負担がかかります。

雪の重みでドアや窓に歪みをもたらすこともあります。

おもち

太陽光パネルとの相性もよくないんだ・・・。

太陽光パネルを設置すると、屋根を覆ってしまい、雪が溶けにくくなり、太陽光パネルも雪で覆われることになるので、発電ができません。

また、無落雪屋根は1年に1回ほどの定期的なメンテナンスが必要になります。

おこめ

場合によっては、雪庇(せっぴ)対策も考える必要があるよ!

雪庇(せっぴ)とは、風下方向に向かって屋根から雪の塊がせり出してくる現象のことです。フラットルーフ方式で起こりやすいですね。

積雪地域かつ、風の強く吹く地域では気を付けてみましょう。

無落雪屋根をおすすめする人

ここからは、無落雪屋根をおすすめしたい人をご紹介します。

【スノーダクト方式】
  • 雪を捨てる場所のない人
  • 隣家に雪を落としてしまうこともないので、トラブルを回避したい人
【フラットルーフ方式】
  • 雪庇対策ができる人が望ましい
  • 居住空間を広くしたい人
  • 足場を設置しなくてすむので、作業を簡単にしたい人
【勾配屋根方式】
  • 通常の屋根と見た目が同じなので、外観にこだわりたい人
  • 積もった雪が落下する可能性があるので、屋根の下に十分なスペースを確保できる人
  • 費用を安く抑えたい人

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雪かきをしなくていいのは無落雪屋根の他にもある!

ここまで、無落雪屋根について解説してきました。しかし、無落雪屋根以外にも雪かきの手間を減らす方法はありますよ。

ここでは、どのような方法があるのかをいくつかご紹介します。

工夫次第で雪かきが大きく楽になるので、ぜひ、家を建てるときの参考にしてみましょう。

屋根の付け方・家の建て方を工夫する

カーポートを設置したり、屋根の付け方を工夫したりすることで、雪かきを減らすことができますよ。

車を持っている人は、駐車場に屋根を設置すると、車の雪かきをなくせるためおすすめで、二階部分をせり出す形で屋根にするという方法もあります。

また、玄関とアプローチまでの間に屋根をつけたり、アプローチの距離を短くしたりすることもおすすめです。積雪範囲を狭くすることで、雪かきの手間が減りますよ。

駐車場を屋内にするインナーガレージもおすすめです。雪、雨、風を防ぐだけではなく、盗難の危険もなくなるなどのメリットが多数あります。

ロードヒーティングを設置する

ロードヒーティングとは、地下に設置するシステムです。敷地の下に、温水の流れるパイプや、電熱線を通します。

全自動で稼働し、下からの熱で家全体が暖かくなります。

その熱で雪を溶かすことで、雪かきの手間を減らすことができますよ。

ただし、初期費用・光熱費・破損した際の修理費など、お金がかかるのでよく考える必要があります。

まとめ

  • 無落雪屋根とは、積もった雪を自然に溶かして排水してくれる屋根のこと
  • 無落雪屋根には、「スノーダクト方式フラットルーフ方式勾配屋根方式」の3種類がある
  • 無落雪屋根を取り入れたときのメリットは、下記の2点
    • 雪かきの手間が減る
    • 落雪の可能性が減る
  • 無落雪屋根を取り入れるときに気を付けること
    • ドアや窓が歪むことがある
    • 太陽光パネルと併用できない
    • 定期的なメンテナンスが必要
    • 場合によっては、雪庇対策が必要
  • 無落雪屋根には3つの種類があり、下記の人におすすめ
    • スノーダクト方式は、落雪をなくしたい人
    • フラットルーフ方式は、メンテナンスの手間を減らしたい人
    • 勾配屋根方式は、外観にこだわりたい人や、価格を抑えたい人
  • 無落雪屋根以外の雪かきをしなくていい家を建てるアイディアは下記の2点
    • 屋根の付け方や、家の建て方を工夫する
    • ロードヒーティングを設置する

雪かきをしなくていい家にするなら、無落雪屋根をおすすめします!

屋根を工夫するだけで、冬の生活が大きく変わり、雪を楽しむ余裕ができるとよいですね。

雪かきから解放され、自分の時間を増やしましょう。

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