ひな祭り1歳でも食べられるご飯の注意点と簡単おすすめレシピ

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ひな祭りのお祝いのとき、1歳が食べられるご飯はどのようなものがあるのか、迷ってしまいませんか。

実は、ひな祭りに1歳でも食べられるメニューを簡単に作れるレシピがあります!

この記事では、ひな祭りに1歳が食べられるご飯とデザートレシピとご飯にまつわる注意点についてお伝えしますね。

生まれて初めてのひな祭りですので、ごちそうを振舞いたいところですが、1歳が食べられるご飯は限られています。

1歳~1歳6ヶ月といえば、離乳食後期~完了期(12~18ヶ月)へ移るころになり、1歳6ヶ月~2歳になると幼児食となりますよ。

この時期の食事は歯茎や前歯でつぶせるほどの固さの食事が目安です。1歳前後になると前歯が生えたのち、奥歯も生えるお子さんもいます。

しかし、歯が生え立てで、まだ大人と同じ食事をできる年齢ではありません。

そのような1歳のお子さんでも、大人と一緒にひな祭りを楽しめるレシピをご紹介します。

この記事を読んで、簡単な手作りメニューにチャレンジし、お子様が安心して食事ができる楽しいひな祭りをすごしましょう♪

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目次

ひな祭りに1歳のご飯はどのような食べ物がいい?

せっかくのひな祭りですので、特別な料理を作ってあげたいと思われる方も多いでしょう。しかし、ひな祭りに1歳が食べられるご飯とは、どんなものでしょうか。

ここでは、ひな祭りに1歳児が食べられるご飯について解説します。

1歳といえば、離乳食から徐々に卒業する時期ですが、まだ大人と同様のご飯を食べることは難しいです。

1歳~1歳6ヶ月のお子さんは「完了期」や「パクパク期」と呼ばれる時期ですよ。

2歳近くになるとある程度の大人と同じご飯を食べることは可能ですが、まだ消化器官は未熟であり成長も個人差があります。

1歳前半と1歳後半では食べられるご飯も違うため、月齢にあったご飯を作ってあげましょう。

1歳児の食べられるご飯のメニューは、月齢によって大きく異なります。

1歳~1歳6ヶ月の時期は、離乳食の完了期にあたりますよ。この時期のお子さんは大人と同じご飯を少しずつ食べられるようになる時期です。

同時に、自分で手づかみやスプーンとフォークで食べることに興味を持ち始める時期でもあります。

ご飯の固さは、歯茎でつぶせるほどの固さまでやわらかく調理し、手でつかみやすい大きさにしてあげると食べやすくなりますよ。

1歳半6ヶ月~2歳になると離乳食完了期から幼児食へ移行する時期です。しかし、1歳前半と大きく変わりません。

嚙む力も弱いため、食材の固さも親指と人差し指でつぶせるほどの固さまで調理することが必要です。

味付けも大人と同じでは塩分過多になり、内臓への負担も大きくなるため注意しましょう。

ひな祭り1歳のおすすめレシピ!月齢によるアレンジがOK

ひな祭りの定番メニューといえば、ちらし寿司ではないでしょうか。

ちらし寿司は華やかだけではなく、乗せる具材には一つ一つにさまざまな意味合いがあります。

多くは縁起のよい具材が使われており、女の子のすこやかなる成長への願いを込めて食べられるようになったとされていますよ。

ここでは、ひな祭りで1歳から食べられるご飯レシピ3選をご紹介します。

どのレシピもひな祭りにぴったりなレシピです。

特別な材料は使わず、忙しいママでも簡単に作ることができます。見た目も華やかなのでお子様にもインパクトを与えることで食欲を誘うでしょう

1歳前期と1歳後期では、食べられるご飯の硬さが違います。1歳児の月齢に合わせて硬さを調節するとよいでしょう。

華やか菱もち風ちらし寿司

【材料】
  • ほうれん草:葉先のみ2~3枚(小松菜・ブロッコリーもOK)
  • 人参   :ひとかけら
  • 鮭    :10~20g(生鮭・サーモン刺身もOK)
  • ご飯   :100~120g
  • 卵    :3分の1個
  • 牛乳パック:高さ10cmほど
【作り方】
  • 牛乳パックを筒状の状態で高さ10cmほどに切っておく
  • ほうれん草・人参と鮭をゆでてすり潰しておく
  • 卵を溶き炒り卵を作る
  • ご飯を3等分しておく
  • 4のご飯に、ほうれん草を混ぜたご飯、人参と鮭を混ぜたご飯、残りに白ご飯で3色に作る
  • 1の牛乳パックをひし形にして、ほうれん草、白ご飯、人参と鮭ご飯を重ねていく
  • 上部に炒り卵をトッピングし牛乳パックを外して完成

ほうれん草は小松菜やブロッコリーでも代用できます。

牛乳パックで簡単きれいなひし形に作ることが可能です。ご飯が層になって見た目もきれいですよ♪

てまり寿司風ご飯

【材料】
  • 軟飯(ご飯):100g
  • サーモン  :1切れ
  • 卵     :半分
  • ハム    :半分
  • 海苔    :1枚
  • コーン   :5~6粒ほど
  • きゅうり  :数枚
【作り方】
  • ご飯は一口大丸める
  • のりは2㎜幅ほどの長さに4本切っておく
  • ハムを小さな花びらの形に切る
  • 薄焼き卵を好きな形にくり抜く(千切りも可)
  • きゅうりは透けるほどの薄い輪切りにする
  • サーモンを焼いてほぐしておく
  • コーン数粒は水気を切っておく
  • ご飯にくり抜いた卵を乗せ、千切りした卵をまぶす
  • きゅうりを3枚ほどご飯の上に重ね、切ったハムをきゅうりの中心に飾る
  • ご飯にサーモンを乗せる(混ぜ込んでもよい)
  • ご飯の上にコーンを花びらのように並べ、その中心にハムを飾る
  • 海苔を米印のように貼り付け中心にサーモンを乗せる

食べやすい大きさに丸め具材も、混ぜたり乗せたりするだけの簡単作業で見た目も可愛くなりますよ。

カップ寿司

【材料】
  • ご飯 :100g
  • 青のり:適量
  • 卵  :1個
  • 人参 :40g
  • グリンピース:5~6粒
  • 豆腐 :小さいパック1個
    【A】

【A】

  • しょうゆ 大さじ1
  • 酒 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 砂糖 大さじ2分の1
【作り方】
  • 水切りした豆腐をフライパンで乾煎りし【A】を加えて水分がなくなるまで炒める
  • 人参をゆで花形にカットする分と、みじん切りする分を作りわける
  • 卵を溶いて炒り卵を作る
  • グリンピースをゆでる
  • ご飯は青のりを混ぜたご飯とみじん切りの人参をまぜたご飯を作る
  • カップに青のりご飯、白ご飯、人参ご飯を重ねる
  • 最後に豆腐のそぼろを乗せ花形の人参とグリーンピースで飾りつけをする

カップに入れて作るので、簡単で食べやすいでしょう。青のりご飯は他の緑の野菜に代用可能です。

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ひな祭り1歳のご飯はメニューにも注意点あり

ひな祭りの1歳のお祝いには、いつもとは違う雰囲気のメニューを用意してあげたい方も多いでしょう。しかし、特別なメニューにも注意点があります。

1歳児のメニューを作るにあたり、ここでは下記の3つの注意点をご紹介しますね。

注意点
  • 食べ慣れない食材には注意
  • アレルギーにも注意
  • 月齢に合った調理法

また、ひな祭りの料理に使われるハマグリや菱餅など噛みにくい食材は、1歳児にはまだ不向きな食材です。

お酢も食べにくく感じる1歳児もいます。下記の点にも気を付けていただきたいですね。

  • 大人向けの味つけをする前に、1歳児の食事分を取り分けて薄味に調理する
  • 歯茎や奥歯まで噛めるほどの固さに調節する

離乳食完了期~幼児食になると大人のメニューから取りわけて調理することも可能です。

おもち

それでは、注意点についてひとつずつ見ていきましょう♪

食べなれない食材には注意

まだいろいろな食材に慣れない1歳児は、普段とは異なるメニューにすると食べない場合があります。

いつもと違う食材が出ると、「これは何かな?」と戸惑ってしまい食べないということもあるでしょう。

そんなときは、ママも一緒に楽しくおいしそうに食ることで、安心して食べてくれる可能性もありますよ。

また、1歳児の体は嚙む力も弱く解毒力もないため、下記のような食材には注意が必要です。

  • 塩分や糖分の多いもの
  • 噛みにくい大きさや固い食材
  • アレルギーをおこす食材(小麦・卵・そば・ナッツ・はちみつ・生ものなど)

乳幼児期の体は、まだまだわからないことがたくさんあります。そのため日頃からお子様の体を観察しておくことが大切ですね。

アレルギーにも注意

ひな祭りの1歳のご飯メニューでは、アレルギーを持つお子様には食材選びにも気を配りたいですよね。

近年では幼少期からさまざまなアレルギーを持つお子様が増えています。

しっかりとお子様の様子や体調の変化をチェックしたうえで、食材を選びましょう。

特にデザートには、アレルギーの主な原因である小麦粉・乳製品・鶏卵・ナッツなどが使われているため、注意が必要です。

食材にはしっかりと火を通すことで、たんぱく質の性質が変わりアレルギーを起こしにくくなります。

初めて食べる食材を使用する際は、しっかり火を通した調理することが大切です。

月齢にあった調理法

1歳初期と1歳後期では、食べものの固さが違います。月齢にあった固さに調理してあげるとよいでしょう。

1歳児はまだ、与えたものはなんでも口にします。食材も月齢に合った固さにしてあげないと噛むことができず、丸のみしてしまうこともあるでしょう。

丸のみしてしまうと、消化器官が未熟な1歳児には誤嚥(ごえん)や、消化不良などの負担がかかります。

また、食べものを喉に詰まらせてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

ひな祭りは1歳も喜ぶケーキレシピ2選

次に、ひな祭りにおすすめのケーキレシピをご紹介します。紹介するケーキレシピであれば、少しの工夫でアレルギーを持つお子様でも食べることが可能ですよ♪

ひな祭りのお祝いには、華やかさの演出としても役立つケーキなどのデザートも食べさせてあげたいですよね。

しかし、1歳のお子様に市販のケーキを与えるには少し早い場合があります。小さいうちから脂肪分や糖分を与えすぎると、肥満や生活習慣病のリスクが高まるためです。

市販のケーキは、脂肪分や砂糖がたっぷりと使われており、カロリー過多の一因にもなるため控えたいところですね。

また、甘いお菓子を与えすぎると癖になり、ご飯を食べなくなってしまうこともあるでしょう。

ご飯を食べず糖分の取りすぎになってしまうと、1歳児に必要な栄養素が取れず疲れやすくなり、成長や発達に害を及ぼすリスクがあるため気を付けたいポイントです。

次から紹介するケーキレシピなら、少しの工夫でアレルギーを持つお子様でも食べることが可能ですよ。

それでは、おすすめのケーキレシピをご紹介しますね♪

菱餅風いちごケーキ

【材料】
  • ホットケーキミックス:150g
  • 牛乳 :100㏄
  • 卵 :1個
  • 無糖ヨーグルト :100g
  • いちご :少量
  • ほうれん草 :少量
【作り方】
  • 無糖ヨーグルトを、一晩水切りしておく
  • ホットケーキミックスに卵と牛乳を少量ずつ加え、もっちりするまで混ぜる
  • いちごをペースト状にする
  • ほうれん草に牛乳を少量加え、ペースト状にする
  • 2の生地を3等分し、プレーン・いちごペースト入り・ほうれん草ペースト入りを作る
  • 3等分した生地をそれぞれフライパンでパンケーキのように焼く
  • 粗熱が取れたら3つを重ねラップで包み、30分~1時間ほど置いておく
  • 重ねたままひし型に切る
  • 1のヨーグルトを塗り、いちごを食べやすい大きさにカットして飾る

アレルギーをもつお子様には、アレルギー用のホットケーキミックスを使って作ることが可能です。

卵も省いてもOKです。豆乳ヨーグルトを使うと、酸味が少しやわらぎます。

3色スイートポテト

【材料】
  • さつまいも  :小さめ1個
  • 人参(うらごししたもの) :小さじ1
  • ほうれん草の葉 :1枚
【作り方】
  • さつまいもをゆで、うらごしして3等分にしておく
  • 耐熱容器にほうれん草と水少量を入れ、レンジで40秒ほど加熱しみじん切りにしておく
  • 1のさつまいもにほうれん草を混ぜたものと、裏ごしした人参を混ぜたもので3色のさつまいもを作る
  • 透明のカップにほうれん草を混ぜたさつまいも・何も混ぜていないさつまいも・人参入りさつまいもを順番に重ねて入れて完成

ほうれん草は小松菜やブロッコリーでも作れます。お子様の好きな野菜で代用可能です。

まとめ

  • 1歳前半~後半では食べられる硬さが違うため、月齢にあった調理法で作ることがおすすめ
  • 歯茎でつぶせる硬さでやわらかく調理し、手づかみできる大きさにする
  • 普段食べなれた食材で見た目をアレンジして、興味がわく工夫を加える
  • 小麦・乳製品・鶏卵はアレルギーを持つお子様には与えず、食材はしっかり加熱をする
  • 脂質・砂糖を与えすぎるとご飯を食べなくなる可能性や、生活習慣病のリスクがある

ひな祭りの1歳が食べるご飯は、食べやすく調理してあげましょう。

また、ひな祭りは見た目のアレンジで食に興味がわき、初めて食べる食材にチャレンジできる絶好の機会です。

ひな祭りのお祝いは、今回紹介したレシピを参考にしてみましょう。大人から1歳児まで、きっとひな祭りのご飯を楽しんでいただけるはずです。

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