風邪のときポカリはダメではありません!しかし、飲み過ぎには注意が必要です。
風邪をひいてしまったら「ポカリ」を飲むという印象の方が多いですよね。
ポカリは、「飲む点滴」とも言われ水を飲むより素晴らしい効果があります。
しかし、風邪をひいたときに「ポカリ」はダメと聞いたことがある方もいますよね。
それは、飲み過ぎに注意しなければいけないという意味で、風邪をひいたとき「ポカリ」がダメということではありません。
ここでは、風邪をひいたときに「ポカリ」と言われる由来や、類似している「アクエリアス」とどちらがよいのかと迷われる方のために解説していきます。
「ポカリ」と「アクエリアス」の成分やおすすめの商品もご紹介していますので、最後までお見逃しなく♪
風邪のときポカリを飲み過ぎるとダメなのか解説!!

風邪のときポカリは飲み過ぎるのはダメと言われることがあります。
ダメと言われるのは、冷たいポカリを飲み過ぎるとお腹を壊してしまうからです。
風邪のときにがぶ飲みすると病状を悪化させてしまうのでダメとも言われています。
しかし、飲み過ぎなければ風邪のときに効果を発揮してくれるので、ベストな飲み物ですよ!では、ポカリの効果を3つ紹介していきますね♪
ポカリの効果3選!
- 身体の免疫に悪影響を与える成分がない
- 風邪をひいたときには「脱水症状」を防いでくれる
- 病院の点滴と同じ効果もある
多くの清涼飲料水には、身体の免疫に悪影響を与える「スクラロース」という成分が含まれています。
ポカリにはなんと「スクラロース」は入っていません。
ですので、風邪のときにはポカリがベストですね。
風邪をひくと身体の中で菌を退治するために免疫力が活発になり、高熱がでます。
身体の中で高熱になってしまうので外へ汗として水分をだしてしまいますよ。
そのままでいると身体の水分が減り、脱水症状になってしまいます。
そんなときに「ポカリ」で水分補給をするには凄くピッタリです。

水はしっかり飲んでいるよ!?
水だけ摂取しても汗で失った体内のカリウムやナトリウムを補うことはできません。
水だけ飲んでも身体の体液が薄まってしまい、その作用を抑えるために尿を出してしまうので結果、回復は難しく脱水症状におちいってしまいますよ。
ポカリには体に欲しい成分を摂ることができます。
ポカリは、スポーツドリンクという印象がある方が多いですが、実は製薬会社で有名な「大塚製薬」が開発した飲み物です。
「飲む点滴」とも言われています。
病院でも使用される点滴は脱水症状の患者さんに水分補給のために使用されますよ。
その成分とほとんど変わりがないことが由来だそうです。
点滴のように即効性はありませんが、病院にすぐにいけないときにはポカリで水分補給ができますね。
風邪のときポカリを飲むのはなぜ!?由来とは


風邪のときには、「ポカリを飲むとよい」と家族や病院の先生に言われたことはありませんか。
しかし、風邪のときにポカリが良いと言われるようになったのはなぜなのか気になりますよね。
ここでは、風邪のときポカリが良いと言われる由来やアイデアが生まれた理由などご紹介していきます。
わかりやすいYoutub動画も載せているので、お楽しみに♪
風邪のときポカリを飲む理由
なぜか病院の先生に「ポカリ」をすすめられたことはありませんか。
風邪をひいて高熱だと薬局や病院で「OS-1」を1番におすすめされることが多いと思いますが、味が独特なので子供や大人でも苦手な方が多いのが現状です。
しかし、そんなときにおすすめできるのが「ポカリ」ですよ。
味も甘みが入っているので美味しく飲むことができます!
先程もご紹介した通り、風邪をひいているときには嬉しい効果もあるので、病院や薬局でもおすすめされますよ。
ポカリが生まれた理由はなぜか
こちらの動画がわかりやすいので、ご覧ください!
ポカリのアイデアは、1970年に技術部長がメキシコで入院したことの実体験から生まれました。
大塚製薬は1964年に設立され、「点滴薬」の販売会社として知られるようになりましたよ。
点滴薬を作る力を活かして、口からでも飲める物を開発するという観点からポカリは始まったそうです。



ポカリ(語呂や音の良さ)スエット(汗)として名付けられたんだよ♪
風邪のときポカリの飲み過ぎに注意!
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先程も少し解説させていただきましたが、風邪のときポカリの飲み過ぎには注意が必要です。
冷たいポカリを風邪のときにがぶ飲みしてしまうと、お腹を壊してしまうことがあります。
風邪をひいてしまったときは特に、飲み過ぎに注意してポカリを飲みましょう。
飲み過ぎてしまってはいけないので、正しい飲み方をご紹介しますね。後ほど、成分など詳しく解説していきます。
正しい飲み方
ポカリは「液体タイプ」と「粉末タイプ」があります。液体タイプはそのまま飲んでも大丈夫です。
しかし、私が薬局で働いている頃、患者さんが粉末タイプをそのまま飲んでしまい、むせかえってしまったという方がいました。
粉末タイプは水やお湯で薄めて飲む商品ですので、そのまま飲まないよう気をつけましょう。
また、漢方などもそうですが、「お湯」で溶かして飲むと効果が高まりますよ。
水しか準備ができない場合は大丈夫ですが、ポカリに入っている電解質(カリウムやナトリウムなど)と水では吸収できる量が決められているので、効果を発揮できません。
また、ポカリの1日量は定められていませんが、糖分も含まれているので、糖尿病や肥満の方は飲み過ぎに注意しましょう。
おすすめの商品は、「大塚製薬のポカリスエットパウダー(粉末)10L用×10袋」です!


こちらの商品は、10L用が10袋も入っているお徳用です。
高熱があるときにはまとめて作っておくことができるので便利ですよ。
パウダータイプなので水やお湯にすぐに溶けます。
風邪のときポカリとアクエリアスはどっちがよい!?


風邪のとき「ポカリ」と「アクエリアス」はどちらがよいのかと迷ったことはありませんか。



同じスポーツドリンクなのだから、効果も一緒でしょ?
確かにそう思う方は多いですが、実は成分が違うので用途がそれぞれ違います。それでは、成分を詳しく見ていきましょう♪
「ポカリ」と「アクエリアス」の違い
原材料 | ポカリ | アクエリアス |
エネルギー | 27mg | 19mg |
ナトリウム | 49mg | 34mg |
カリウム | 20mg | 8mg |
炭水化物 | 6.7mg | 4.7mg |
マグネシウム | 0.6mg | 1.2mg |
カルシウム | 2mg | 0.8mg |
表を見ると原材料の入っている量が違いますね。
ナトリウムやカリウムは、アクエリアスより多く含まれていることがわかります。
●ポカリ
●原材料名
砂糖(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖、果汁、食塩/酸味料、香料、塩化K、乳酸Ca、調味料(アミノ酸)、塩化Mg、酸化防止剤(ビタミンC)
引用:公式POCARI SWEAT
こちらを見ると「スクラロース」が入っていないことがわかり安心ですね。
果汁が入っている理由は、電解質の苦みを消すためです。
ポカリスエットを作成するときに電解質の苦みが消えず、行き詰ってしまいました。
果汁を入れてみると、悩みの苦みが消えたのがきっかけで今のポカリスエットが完成しました。
ナトリウムやカリウムが多く含まれているため、風邪をひいたときや脱水症状のときに向いています。
こちらは「ポカリスエット 500ml×24本」のイチオシですよ♪


こちらは、500mlの24本入りケースで、まとめのほうがお得に購入できますよ。
ストックをしておくと風邪をひき高熱があるときに、わざわざ買いにいかなくてすみますね。
コンビニで買うより1本あたりの値段が安いのでおすすめです。(キャンペーンやセール時以外)
アクエリアス
●原材料名
果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、塩化Na/ クエン酸、香料、クエン酸Na、塩化K、硫酸Mg、乳酸Ca、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(スクラロース)、イソロイシン、バリン、ロイシン
引用:公式COCA COLA
こちらは甘味料の「スクラロース」が入ってしまっています。
しかし、クエン酸やアミノ酸が多く含まれているため、仕事やスポーツで疲れたときに向いていることがわかりますね。
こちらは「アクエリアス 500ml×24本」のイチオシですよ♪


スポーツや仕事中の癒しの回復のために自宅にストックしてみてはいかがでしょうか。
こちらもコンビニで購入するより、1本あたりの値段はお得になっていますよ。
ポカリは風邪に効果的で、アクエリアスは疲労を癒すといった効果ですね。
まとめ


- ポカリは風邪のとき飲み過ぎなければダメではない
- 冷たいポカリをがぶ飲みするとお腹を壊すことがある
- ポカリは身体に悪影響を及ぼす「スクラロース」は入っていない
- 脱水症状時などポカリは最適
- ポカリは液体はそのまま飲むが、粉は「お湯」または「水」に溶かして飲まなければダメ
- ポカリとアクエリアスは成分が違う
- ポカリは、風邪など脱水症状のときに効果的
- アクエリアスは、スポーツや仕事での疲労回復に効果的
風邪のときはポカリはダメではない!飲み方を守ってしっかり水分補給しましょう♪
熱中症対策や災害時にも役立つポカリなので自宅にストックしていると活用できますよ。
ポカリで風邪は治らないので、しっかりと病院にも行きましょう。
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