真夏のテニスは、暑さへの対策を万全にしておくことが重要です!
熱中症を防ぐためにも、高機能ウェアや快適グッズを準備し、体温を下げる工夫をして対策しましょう!
屋外のテニスコートでは、真夏は朝から40度以上の暑さになっていることも珍しくありません。
テニスコートは日陰になる場所がほとんどなく、コートからの照り返しもあるため、想像以上に暑くなりますよね。
体力や水分がどんどん奪われるので、多めに飲み物を用意するなどしっかり準備をしておきましょう。
暑さ対策を万全にしておけば、安心してテニスを楽しめますよ。
真夏でも思いっきり身体を動かして、快適にテニスを楽しみましょう♪
真夏のテニスは暑さ対策が大切!

真夏のテニスは熱中症に気をつけることが最も重要ですよね。
真夏は体温より外気温が高くなりやすいので、体の熱を外に放出しにくくなります。
熱中症(ねっちゅうしょう、英: hyperthermia[注 1])とは、暑熱環境下においての人間の身体適応の障害によって起こる状態の総称である[7]。
引用:「熱中症」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』2023年7月9日 (日) 23:35
上記を見てわかるように総称とされているのは、日本では熱中症の具体的な定義は決められておらず、さまざまな症状を表します。
簡単にいうと上手に熱を放出できず、体温がどんどん上昇してコントロールできなくなるのが「熱中症」です。
真夏に熱中症を防ぐためには、こまめに水分補給し、適度な休憩をとって体温をコントロールすることが大切ですよ!
水分補給をしっかりしよう
用意する飲み物は、水分と同時に塩分も摂れる「スポーツドリンク」か「経口補水液OS-1」がおすすめです。
キンキンに冷えたものではなく、常温から少し冷たいと感じるくらいのものがよいでしょう。
暑いときは、つい冷たい物を飲んでしまいがちですが、冷えたものは内臓に負担をかけるのでよくありませんよ。
また、喉が渇いたからといって、一気に飲むことも内臓に負担がかかってしまうので注意しましょう。
喉が渇いたと感じる前に、こまめに水分をとることが大切ですね!
- 1回の摂取量は200ml〜300mlを目安にする
- テニスを始める前から水分補給をしておく
- プレー中は15分〜20分おきに水分補給をする
- 飲み物は最低でも1L以上用意する

ポイントをおさえて上手に水分補給をして対策しましょう♪
ここでスポーツドリンクでも有名な「ポカリ」について詳しく紹介している記事も載せておくので、参考にしてみてください♪


こまめに休憩をとろう
テニス中に無理は禁物です!少しでもしんどいと感じたら、休憩をとってクールダウンをしましょう。
休憩の際は、「濡れたタオル」で汗を拭くのがおすすめです!
汗などの皮膚表面の水分は、蒸発するときに体の熱を一緒に放出して体温を下げてくれる役割りがあります。
乾いたタオルで汗を拭き取ると、皮膚表面の必要な水分まで奪われるため、上手に体温調節ができずに熱中症になってしまう恐れがありますよ。
水道水やペットボトルの水でタオルを湿らせてから拭きましょう。
適度な水分を肌表面に残してくれるので、汗と同じ効果で蒸発するときに体温を下げてくれますよ。



ウェットシートや汗拭きシートを使うのも、熱中症対策なのでおすすめだよ♪
それでも熱中症になってしまったときは?
対策をしていても、めまいや怠さ、気持ち悪さなどの症状を感じたら熱中症の恐れがあります。
体の異変を感じたら、すぐに医療機関へ相談するか病院を受診しましょう。
- 涼しい場所へ移動する
- できるだけ衣類を脱いで身体の熱を外へ出す
- 扇風機やうちわで扇いで熱を冷ます
- 首や脇の下・太ももの付け根を保冷剤で冷やす
- スポーツドリンクや経口補水液で水分と塩分を補給する
気をつけていても、当日の体調によっては熱中症になってしまうこともあります。
日頃から、睡眠と栄養をしっかりとって体調を整えておくことも大切ですね!
真夏のテニスはどんな服装が最適か?


「真夏のテニスはどんな服装をして行けばよいのか?」と服装に悩む人も多いのではないでしょうか。
「汗をよく吸い乾きやすいもの」「軽量で動きやすいもの」がテニスに適した服装です。
テニスウェアは、快適に過ごせる高機能なものがたくさんあり、デザインも豊富にそろっています。
お気に入りのウェアが見つかると、気分も上がりますよね♪
真夏のテニスにおすすめの服装
真夏のテニスに適した高機能ウェアとは、「吸汗速乾」(きゅうかんそっかん)と表示のある素材です。
吸汗速乾素材は文字通り、汗を素早く吸収して乾かし、衣服内をドライで快適な状態に保つ素材です。 その仕組みの一つが毛細管現象の利用で、生地の肌側についた汗を外側に移動させてから、素早く拡散させてしまうというものです。
引用:日本化学繊維協会
主な素材はポリエステルで作られており、綿よりも軽量なので、体を動かしやすくスポーツウェアに適していますよ。
よくある綿素材のTシャツは、汗の吸収はしてくれますが、乾きにくいという難点があるので要注意です。



素材はポリエステルがよいのか!
服装は半袖のTシャツかポロシャツに、ショートパンツが基本的なスタイルです。
肌の露出が気になるときは、半袖の下に長袖のアンダーウェアを重ねたり、ショートパンツにはレギンスを合わせたりするのがおすすめですよ。
UVカット効果のあるウェアを選べば、日焼けも防げるので安心です!
テニスウェアはデザインも豊富にあるので、どれにしようか迷いますよね。
le coq sportif(ルコックスポルティフ)はおしゃれなテニスウェアがそろっていますよ♪


肌あたりのよい吸汗速乾(きゅうかんそっかん)生地にはもちろんのこと、高いUVカット機能も備わっています。
また、太陽光の熱を遮ることで、ウェアやウェア内の温度上昇を抑えるクーリング効果があるシリーズになっていますよ♪
着心地もよくおしゃれなウェアでそろえると、気分も上がりますよね♪



たくさん汗をかくから、着替えの準備も忘れずにね!
紫外線対策もしっかりしよう


紫外線対策はウェアだけでなく、小物を上手に取り入れましょう♪
おすすめなのは、「キャップ」や「スポーツサングラス」です。
紫外線は、肌だけでなく髪の毛や目の角膜にも刺激を与えるので、しっかり防ぎましょう。



目に入る紫外線を防ぐと、疲労も軽減されるよ!
キャップで頭が蒸れるのが気になるときは、サンバイザーもテニスらしくてよいですね。
サンバイザーは額の汗が垂れるのを防いでくれる効果もありますよ♪
足元の対策も忘れずに
テニスコートの温度が非常に高くなるため、足元にも熱がこもりやすくなります。
スニーカーとソックスは通気性を重視して選びましょう!
とくにソックスは、テニス向けのソール部分が厚い商品を選ぶのがポイントですよ。
おすすめはRANZESUT(ランゼスト)のソックスです!


足の甲の部分は通気性のよいメッシュ素材で、つま先とかかと部分は厚めのクッションになっています。
テニスコートは硬いので、ソール部分が厚めで衝撃をしっかり吸収してくれるソックスは、足の疲労を軽減してくれます。
汗をかくと靴の中で足が滑りやすくなりますが、厚めの生地はグリップが効くので滑り止め効果もありますよ。
真夏のテニスに高機能なおすすめグッズ5選を紹介!


真夏にテニスをする際は、今まで紹介した商品に追加で持参すると、もっと便利なおすすめ高機能グッズがあるのでご紹介します!
熱くなった体温を下げるための高機能グッズをそろえておくことがポイントですよ。
万が一、真夏に熱中症とみられる症状が出たときも、応急処置に使用できるのでそろえておくと安心です。
クーラーボックス


クーラボックスには、スポーツドリンクや水だけでなく、保冷剤もいくつか冷やしておきましょう。
休憩中に首筋や脇に当てて身体を冷やすことができます。
予備の飲み物は凍らせたものを入れて、保冷剤代わりにもできるので真夏には高機能なグッズです。



タオルも一緒に冷やしておくと、冷んやりしておすすめだよ♪
冷感グッズ


冷感グッズはテニスをしながらでも使える、首を冷やすネッククーラがおすすめです!
プレーの邪魔にならないように、軽量で結べるものや首にフィットしたサイズを選びましょう。
熱がこもりやすい頭や服の中に、吹きかけて使用できる冷却スプレーも手軽なのでおすすめです♪
雨天兼用パラソル


ヨネックスのパラソルは、大判サイズで日差しをしっかりガードしてくれます。
UVカット率99%以上で、一級遮光のため暑さを軽減してくれるのが大きなポイントです!
日陰の少ないテニスコートでのお役立ちアイテムですよ♪
また、夏の時期は急に雨が降ることもあるので、雨天兼用で使えるパラソルは持っていて安心できるアイテムですよね。
ハンディーファン


最近は手で持つものや首からかけるものなど、いろいろな種類がありますよね。
ハンディーファンは場所をとらないので、荷物にひとつは入れておきましょう。
日傘に取り付けて使えるクリップタイプも便利ですよ。



休憩中は、日陰に入って体の熱を冷まそう。
塩タブレット


タブレットは、なにより持ち運びのしやすさと手軽に摂取できるのが魅力的ですよね!
休憩時間ではなくても、試合の合間やコートチェンジするちょっとした隙間時間に取り入れることができますよ。
ポケットに入れておいて、気軽に塩分とミネラルを摂れるようにしておきましょう。
レモン味やグレープ味など種類もいろいろあるので、気分転換になりますよ♪
まとめ


- 真夏にはテニス開始前から15〜20 分おきに、こまめに水分補給をする
- 無理せず休憩をこまめにとって体をクールダウンさせる
- 汗が乾きやすく、動きを邪魔しないウェアを選ぶ
- UVカットウェアやサングラスなどの小物を取り入れ紫外線対策をする
- 真夏のテニスコートは高温になるので、足元も通気性のよいものでそろえる
基本的な対策に加え、最後にご紹介した快適グッズもぜひ用意してみてくださいね♪
真夏の暑さに打ち勝つためには、体温をコントロールできるアイテムをひとつでも多く取りそろえることがポイントです!
季節を問わずしっかり対策をして、いつでも好きなテニスを思う存分楽しみましょう♪
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