喪中見舞いを先生から子どもへ出すなら寒中見舞いを送るのがおすすめ

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幼稚園や学校でクラスを受け持っている先生は、クラス全員に年賀状を送ることもあるでしょう。

なかには、喪中の子どももいるので、そのような場合は喪中見舞いとして「寒中見舞い」を送ると良いですよ。

喪中時のマナーを知って、子どもに対してもきちんと対応したいですよね。

また、小さい子どもには喪中は関係ないとする家庭もありますが、喪中という言葉や文化を知るきっかけにもなりますよ。

子どもの状況に合った対応ができれば、保護者も安心するのではないでしょうか。

また、喪中見舞いのハガキは自宅に届き、保護者が手にすることを意識すると良いですね。

後ほど、「絵葉書の書き方の本」や「宛名スタンプ」など、活用できるグッズもご紹介しますのでお見逃しなく♪

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目次

喪中見舞いを先生から子どもへ出す?寒中見舞いとの違い

先生から子どもへ喪中見舞いを出すのか、迷ってしまうことはありませんか。

喪中の方には「喪中見舞い」や「寒中見舞い」を送りますが、そもそも喪中とはどのような意味なのでしょうか。

そこで、喪中の決まりごとや「喪中見舞い」と「寒中見舞い」の違いについてお伝えします。

喪中とは

喪中とは、近しい人や心を寄せる人が亡くなったことを受けて、悲しんだり偲ぶ(しのぶ)期間のことを言います。

喪中のことを喪に服すともいい、一周忌まで残された遺族が故人を思い悲しむための期間ですので、以下の行動を慎むのが良いとされていますよ。

  • 慶事(結婚式、お祝いのパーティー)の参加を控える
  • 新年のお祝いをしない(年賀状を出さない)
  • 正月飾りをしない(門松など)

上記にあるように、新年を祝う年賀状は喪中の方は出すことができません。

そこで、11月ぐらいに喪中ハガキを送り、新年の挨拶を控えることを先に伝えているのです。

喪に服す目安は、今は個人の判断が多いですが、一般的には二親等までとされます。

喪に服す期間は、下記の表を参考にしてみてください。

関係性】喪に服す期間】
父母・義父母12~13ヶ月
子ども・祖父母3~6ヶ月
兄弟・姉妹1~3ヶ月

さて、みなさんは相手から届いた喪中ハガキを確認し、年賀状を出すか出さないかを考えていませんか。

喪中の方に年賀状を送っては失礼ではないか、保護者に非常識と思われないかと悩みますよね。

先程お伝えしたように、喪中の方は年賀状を送ることを避けた方が良いのですが、年賀状を受け取ることは問題ありません。

本来、喪中の方には年賀状を出しても失礼ではないのですが、このことを知らずに年賀状を受け取って不快に思う保護者もいることでしょう。

そこで、年賀状ではなく「寒中見舞い」を送ると良いですよ。

先生は立場上、子どもの出欠連絡などで、喪中かどうかある程度は把握しているはずです。

子どもの家庭が年賀状を出せない代わりに、先生から「寒中見舞い」で新年の挨拶をするのがおすすめですよ。

子どもが喪中のときに先生からも新年の挨拶を控えてしまっては、子どもにも保護者にも失礼ですのできちんと「寒中見舞い」を送ることができれば安心ですね。

まずは、「喪中見舞い」と「寒中見舞い」の違いを見ていきましょう。

寒中見舞いとの違いは?

寒中見舞いとは、1年のなかで最も寒い1月、2月の時期に相手の体調を気遣う挨拶状のことです。

寒中見舞いは、松の内(お正月)を過ぎてから立春の2月3日までの期間に送ると良いですよ。

お正月は関東は1月7日まで、他の地域では1月15日までとされるところもあるので確認が必要です。

しかし、1月8日以降は配達が消印のある普通郵便になるので、8日以降に出しても良いでしょう。

立春を過ぎてから送る場合は「余寒見舞い」になるので、こちらは2月中をめどに送るのが良いですね。

一方で喪中見舞いとは、喪中を受けてすぐにお悔やみの気持ちをお悔やみ状やハガキで送る挨拶状のことです。

喪中ハガキを受け取り、寒中見舞いの時期よりも早く返事を送りたいときはこちらが良いでしょう。

なお、年賀状を受け取る時期に重ならないよう、12月中に送るのが良いですね。

喪中見舞いの先生から子どもへの書き方は?幼稚園用の例文も

次に先生から子どもへ送る「喪中見舞い」や「寒中見舞い」の書き方をご紹介します。

また、喪中見舞いとして「寒中見舞い」を出すときに、書き方や気を付けることがあるので注意点も踏まえて解説していきますね。

喪中見舞いは、相手の悲しみに寄り添う挨拶状ですので、相手を気遣うことを忘れずに書くことが大事ですよ。

喪中見舞いの書き方

喪中見舞いの書き方のルールとして、頭語や結語は使用せず、お祝いの言葉も入れてはいけません。

まず、喪中見舞いの書き方や構成は、下記を参考にしてみましょう。

喪中見舞いの書き方
  1. 決まり文句「喪中見舞い申し上げます」
  2. 相手を気遣いうお悔やみの言葉
  3. 相手の体調や様子など気遣う言葉
  4. 日付

喪中ハガキが届いている場合は、1の決まり文句にて「ご丁寧な挨拶状をいただきましてありがとうございます」とお伝えしてあげましょう。

喪中見舞いの場合は、こちらの近況など私的なことは書きませんので注意してくださいね。

寒中見舞いの書き方

寒中見舞いを書こうと思っても、どのように書いたら良いかと悩むことも多いですよね。

寒中見舞いの書き方や構成は、下記を参考にしてみましょう。

寒中見舞いの書き方
  1. 決まり文句「寒中見舞い申し上げます」
  2. 相手を気遣う言葉(体調、健康、様子)
  3. こちらの状況
  4. 今後の気遣いや締めの言葉
  5. 日付

喪中見舞いや寒中見舞いなどの挨拶状には、句読点は付けずに書きましょう。

次に、一般的な体調などを気遣う寒中見舞いの文面は、下記を参考にしてみましょう。

一般的な寒中見舞いの例

寒中見舞い申し上げます

寒さ厳しき折ですが みなさまお変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか

おかげさまで 私ども家族はみな 無事に暮らしておりますので どうぞご安心ください

まだまだ寒い季節が続きますので ご家族の皆様には お身体を大切にお過ごし下さいますよう お祈り申し上げます

 令和〇年 〇月

相手が喪中であることをわかっているときは、「喪服中でいらっしゃることを存じていたため 年頭のご挨拶は控えさせていただきました」などと最初に付け加えます。

そして、幼稚園などの子ども宛に送る場合は、子どもでも読みやすいように全てひらがなで書くと良いですね。

幼稚園の子ども向け

かんちゅうみまいもうしあげます

さむいひがつづいているけど〇〇ちゃんはげんきにしているかな?

うんどうかいでは たまいれをがんばっていたね かっこよかったよ

ことしも ようちえんでおさんぽしたり たんけんしたりしていっぱいあそぼうね

まださむいから あたたかくしてすごしてね

 れいわ〇ねん 〇がつ

小学生や中学生の場合は習った漢字を使用し、子ども宛てであることを意識しながら書くことが大事ですよ。

年齢や学年に合わせた書き方ができると、受け取る側もあたたかい気持ちになります。

書くときに気をつけること

さて、喪中の方に向けて寒中見舞いを書くときに気をつけることはあるのでしょうか。

喪中見舞いや寒中見舞いに使うハガキは、「郵便ハガキ」か「私製ハガキ」にしましょう。

年賀ハガキが余っていたり、年賀くじが付いていたりするとそちらを使いたくなりますが、喪中には不向きですので注意しましょう。

他にも使用が好ましくない言葉やデザインがあります。

  • 祝いのあいさつの言葉(あけましておめでとうございます、謹賀新年など)
  • 干支や縁起物
  • 派手なデザイン、きらびやかなデザイン

上記は新年を祝うあいさつになってしまうので、年賀状のときと間違えて使わないように注意が必要ですね。

いくつかマナーがあり大変ですが、相手を思いやる気持ちで寒中見舞いを書くことが大事ですよ。

また、寒中見舞いなどのハガキは本人だけでなく家族が一緒に見ることも多いでしょう。

先生から子どもへ書く場合は、園や学校での様子や、子どもが頑張ったことなどを最後に一言でも添えると受け取って嬉しいハガキになりますよ。

ここで、先生から子どもへ添える一言例をご紹介します。

先生から子どもへのひとこと

昨年は◯◯をがんばりました

運動会では◯◯として活躍しました

成長をうれしく思っています

卒業(卒園)まで楽しい思い出を作りましょう

今年もみんなで楽しいクラスにしていきましょう

これまで頑張ったことや、未来を感じる前向きな一言を添えると良いですよ。

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喪中見舞いとして先生から子どもへの返事は寒中見舞いで送ろう!

先生から子どもへの返事として、喪中見舞いと寒中見舞いのどちらを送ればよいか迷っている方は、「寒中見舞い」を送るのがおすすめですよ。

喪中見舞いを送ると堅苦しくなってしまいますが、寒中見舞いを送ると相手の体調などを気遣うこともでき、子どもが手に取ることを考えて手書きの言葉やイラストで工夫もできます。

先生から子どもへ送ると、手書きのハガキや手紙などは、何度も読み返したくなりますよね。

後ほど、「絵手紙の書き方の本」や「宛名スタンプ」のおすすめもご紹介しているのでお見逃しなく♪

子どもが喜びそうなデザインで思いの伝わるハガキに

寒中見舞いなど相手を気遣う手紙は、手書きで書くと受け取る方も喜ぶのではないでしょうか。

しかし、手書きでハガキや手紙を書くのは慣れていないとなかなか難しいですよね。

そこで、手書きのハガキ作りをするために参考になるものをご紹介しますね。

こちらの「絵手紙をかこう」は、絵手紙をかくための道具の使い方などの基本を学ぶことができるのでおすすめです!

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絵手紙をこれから始める方や、絵に自信がない方でも挑戦しやすいものですね。暑中見舞いや年賀状など季節の絵や言葉選びを知ると、手紙やハガキを書くのが楽しくなりそうですね。

喪中見舞いとして寒中見舞いを送る場合では、大人向けのハガキですと通信面が地味なものが多いですよね。

しかし子どもに向けてなら、派手ではないイラスト付きのものだと、子どもが興味を持って手に取ってくれそうです。

手描きが難しくてもシンプルなイラスト付きのものを選び、最後に手書きで一言メッセージをつければ気持ちが伝わりますよ。

こちらの「たて書き住所印デジはん」は、インクの色や文字のフォントを選べる宛名スタンプでおすすめです!

イラストや写真をスタンプに入れることもできるので、用途に合わせていくつか作ることができます。他の手紙にも使用でき、先生らしさが出ると子どもは喜ぶのではないでしょうか。

定番のものとオリジナルのものとで使い分けるのも良いですね。

子どもには好きなキャラクターのイラストを描いたり、季節を感じるかわいらしいイラストをいれたりと相手のことを考えてハガキを書いてみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • 先生から子どもへ喪中見舞いを送る場合は「寒中見舞い」がおすすめ
  • 喪中の方は、喪中ハガキを11月ごろ送り、新年の挨拶(年賀状)は出せない
  • 「喪中見舞い」とは、喪中を受けてすぐに送る挨拶状のこと
  • 「寒中見舞い」とは、寒い時期に相手の体調を気遣う挨拶状のこと
  • 寒中見舞いを送る時期は、「1月8日~2月3日」までを目安とする
  • 子どもに合った手書きの一言を添える

大人と違い子供の場合は、喪中期間のマナーを厳しくさせる家庭は多くないでしょう。

喪中でも子どもが希望すれば年賀状を書かせてあげたり、喪中のことを教えなかったりすることもありますよね。

しかし、先生から子どもへ送る寒中見舞いにより、喪中の過ごし方やマナーなどを考えるきっかけになりますよ。

受け持ちの子どもが喪中になった場合は、寒中見舞いを出して、気遣いのある挨拶状を送ってみてはいかがでしょうか。

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