ネモフィラはこぼれ種の放置で増える!他のおすすめ植物8選もご紹介♪

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「ネモフィラはこぼれ種で増えると聞いたけど、枯れるまで放置したほうがよいのかな・・・」とお悩みの方もいらっしゃいますよね。

ネモフィラは、こぼれ種を放置することで増やすことができます!

ちなみにこぼれ種というのは、花が終わったあとに種がこぼれ落ち、自然に発芽する植物のことですよ。

放置していても勝手に育ってくれるので、「ガーデニング初心者」や「ガーデニングに時間をかけられない方」に非常におすすめです。

ネモフィラのような一年草の植物でもこぼれ種を利用すれば、翌年以降も楽しむことができますよ!

この記事では、ネモフィラの育て方から増やし方注意点人気品種まで解説していきます。

さらに、ネモフィラ以外のこぼれ種で増える植物おすすめ8選もご紹介するので、最後までお見逃しなく!

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目次

ネモフィラのこぼれ種は放置が正解!育て方から解説

ネモフィラは丈夫で育てやすく、こぼれ種の放置で急速に増える植物です。

まずは、ネモフィラの基本情報から育て方、冬の越し方まで解説していきますね。

しっかり基本を押さえておけば、翌年以降はこぼれ種の放置で増やすことができますよ!

基本情報

科名・属名ムラサキ科ネモフィラ属
原産地北アメリカ西部
英名Baby blue eyes
和名瑠璃唐草(るりからくさ)
分類一年草
草丈10~20cm
開花時期4~5月ごろ※寒冷地では6~7月ごろ
種まき9~10月ごろ※寒冷地では3~4月でも可
耐寒性やや強い
耐暑性弱い
ネモフィラの基本情報

一年草の植物とは、種まきから枯れてしまうまでの期間が1年以内の植物を指しますよ。

そのため翌年も咲かせたい場合は、また一から種をまいて育てる必要がありますね。

しかし、ネモフィラはこぼれ種の放置で翌年も咲かせることができる植物です。

こぼれ種を利用すれば手間とお金を節約できるので、翌年も咲かせたい場合はぜひチャレンジしてみましょう♪

育て方

育てる場所

日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。花つきがよくなり病害虫の予防にもなりますよ。

逆に日陰では花つきが悪くなり、病気にもかかりやすくなるため、避けた方がよいですね。

水やり

水をやりすぎると根腐れの原因になるので、やりすぎないようにしましょう。

鉢植えの場合は、表面の土が乾いたら水やりをします。

地植えの場合は、根付いた後は水やりはほとんど必要ありません。何日も雨が降らないときのみ、水やりをしましょう。

ネモフィラは水はけがよく肥料の少ない土を好みます。

草花用の培養土は、水はけがよく肥料も適度に含まれているのでおすすめですよ。

肥料が多すぎると、花つきが悪くなる原因になるため注意が必要です。

肥料

ネモフィラには肥料を与えすぎないようにしましょう。

肥料を多く与えてしまうと、根が傷んでしまい栄養を吸収できなくなってしまう可能性がありますよ。

地植えではほとんど必要なく、鉢植えでは春と秋ごろに液体肥料を与える程度で大丈夫です。

種まき・植えつけ

種まきは一般的に9~10月ごろに行いますが、北海道などの寒冷地では春に種をまくことも可能ですよ。

本州では4~5月ごろに開花し、北海道では6~7月ごろに開花します。

植えつけは10~11月ごろに行いますよ。株間を10cm程度あけて植えつけましょう。

軽く土をかぶせて水やりをすると、10日ほどで発芽します。

病害虫

【アブラムシ】

気温が上がってくる春に新芽部分についていることがありますよ。

事前に薬剤を散布したり、アブラムシがついてしまった箇所の葉や茎ごと取り除いたりしましょう。

【灰色かび病】

日当たりや風通しが悪い場所で育てると、この病気にかかりやすくなります。

葉や茎などに茶色の斑点があらわれ、進行すると枯れてしまいますよ。

初期の段階であれば、病気箇所を取り除き、殺菌剤を散布して様子をみましょう。

もし広がってしまったら、根ごと引き抜き処分するのがおすすめですよ。

おもち

日当たりと風通しのよい場所に置いて、病気にかかってないか定期的に観察しよう!

冬の越し方

ネモフィラの適温は5~20℃です。マイナス3℃程度の耐寒性はあるため、冬の越し方に関して暖地ではあまり気にする必要はありません。

ただし、北海道などの寒冷地でマイナス5℃以下になる場合は、防寒対策や霜よけが必要になりますよ。

冬の越し方のポイントとして、次の3つが挙げられます。

【ネモフィラの冬越しポイント】

  • 室内には入れない
  • 防寒対策を行う
  • 霜に当てないようにする
室内には入れない

暖房の入った室内に入れてしまうと、苗が徒長(とちょう)しやすくなってしまいますよ。

徒長とは、植物の茎や枝部分が必要以上に間延びしてしまうことです。

徒長してしまうと、見た目はひょろひょろと細長くなり、普通の苗よりも病気にかかりやすくなってしまいますよ。

室内には入れずに、外でできる防寒対策を行いましょう。

防寒対策を行う

ネモフィラは寒風に弱いため、寒風が原因で葉が傷み、変色してしまう可能性があります。

防寒対策として、わらを被せたり、雪の下にネモフィラを入れたりするのがおすすめですよ。

雪の下は意外と暖かいので、雪の降る地域にお住まいの方はぜひ雪を利用してみましょう。

霜に当てないようにする

ネモフィラはある程度の耐寒性はありますが、霜には弱い植物です。

霜柱によって苗が浮き上がることで、苗が枯れたり根が傷んだりしてしまいますよ。

霜よけとしておすすめなのは、不織布を使う方法です。

土の表面に不織布を被せることで、霜や凍結から守ることができますよ。

鉢植えの場合は、鉢に不織布を被せておきましょう。

不織布のおすすめ商品は「アストロ 園芸用不織布シート ホワイト 1.6×10m」です。

土の上にベタ掛けできる、防寒保温・霜よけに最適な不織布シートですよ。

通気性がよいので空気がこもらず、太陽の光もしっかり届きます。

長さが10メートルもあり、広範囲をカバーできるのもよいですね♪

ネモフィラがこぼれ種で増える方法とは?注意点も解説

ネモフィラは一年草のため、翌年も咲かせたい場合は種を購入して植えるか、こぼれ種を利用するかのどちらかの方法で増やします。

こぼれ種を利用すれば、お金と手間をかけずに簡単に増やすことができるのでおすすめですよ!

それでは、ネモフィラのこぼれ種で増える方法と注意点を解説していきますね。

こぼれ種とは?

そもそもこぼれ種とは一体どういうものでしょうか。

こぼれ種とは、植物から自然にこぼれ落ちる種のことです。

種が土の上に落ちることで自然に発芽し、放置していてもどんどん株が増える特徴がありますよ。

人の手を加えなくても勝手に増えるというのは、植物にとって庭の環境がよく合っているというサインでもあります。

増やし方

ネモフィラをこぼれ種で増やす方法を解説しますね。簡単にできるので、初心者の方もぜひチャレンジしてみましょう♪

【ネモフィラをこぼれ種で増やす方法】

  • 花が枯れたら、数株だけ花がら摘みをせず残しておく
  • 放置しておくと勝手にこぼれ種が発芽する
1.花が枯れたら、数株だけ花がら摘みをせず残しておく

通常は種ができる前に花がらを摘んでしまいますが、数株だけ花がら摘みをせずに残しておきましょう。

花が枯れると少し見苦しい状態になりますが、何もせずにそのまま放置しておくことがポイントですよ。

2.放置しておくと勝手にこぼれ種が発芽する

あとは、自然に種がこぼれて発芽するのを待つだけです。

あまり神経質にならずに、ひたすら放置しておきましょう。

注意点

ネモフィラをこぼれ種で育てる際の注意点について解説しますね。

【こぼれ種で育てる際の注意点】

  • 草むしりの時に間違えて抜かないようにする
  • 親株と異なる色の花が咲くことがある
  • 増えすぎに注意する

草むしりの時に間違えて抜かないようにする

草むしりの時に、花がまだ咲いていない状態のネモフィラを雑草と間違えて抜かないよう注意が必要です。

間違えて抜いてしまわないためにも、発芽した状態や葉っぱの形を覚えておきましょう。

親株と異なる色の花が咲くことがある

ネモフィラをこぼれ種で育てると、親株と異なった色の花が咲くことがありますよ。

種から育てた場合、親株と同じ遺伝子を引き継ぐとは限らないため、このようなケースは多いです。

挿し芽で育てると親株と同じ色の花が咲くので、同じ色の花を咲かせたい方は挿し芽で増やすのがおすすめですよ。

増えすぎに注意する

こぼれ種で増える植物は繁殖力が強いため、増えすぎには注意が必要です。

増えすぎる前に間引いたり、種が落ちすぎないよう花がらを摘んだりして対策することをおすすめします。

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ネモフィラのこぼれ種で育てられる人気品種をご紹介♪

ネモフィラと言えば「インシグニスブルー」という青い品種を思い浮かべる方が多いでしょう。

実は青色以外にも、さまざまな色や模様のネモフィラがありますよ。

ここからは、ネモフィラのこぼれ種で育てられる人気品種を4つご紹介していきますね♪

インシグニスブルー

インシグニスブルーは、ネモフィラの中でも最もメジャーで、花びらが青く中心部が白い品種です。

春になると「国営ひたち海浜公園」をはじめ全国各地で、このインシグニスブルーの花畑を見ることができますよ。

花径は2cmほどで、他の品種よりも横に広がりやすいのが特徴です。

どんな花にも合わせやすく育てやすいため、初心者にもおすすめの品種ですよ♪

ここでインシグニスブルーのおすすめ商品をご紹介しますね。

おすすめ商品は「サカタのタネ 景観用ネモフィラ インシグニスブルー」です。

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パッケージに「ボリュームパック」と記載のとおり、種が多く入っていますよ。

お値段も手ごろでコストパフォーマンスのよい商品ですね。

1袋で約3平方メートルに使えるため、ネモフィラを庭一面に広げたい方におすすめですよ♪

ペニーブラック

ペニーブラックは、黒に近い紫に白の縁取りが目を引く見た目をしています。

花径は1cmほどと小ぶりで、ネモフィラの中では一番小さな品種ですよ。

また、こぼれ種で育てやすい丈夫な品種とも言われています。

シックで個性的な印象なので、アクセントとして取り入れるのがおすすめですよ♪

マキュラータ

マキュラータは別名「ファイブスポット」と呼ばれており、花びらの先に5つの紫色の斑点(スポット)がある品種です。

花径が3cm前後と、インシグニスブルーより一回りほど大きく、花を多くつけるのが特徴ですよ。

ユニークな見た目をしているため、単色の花とあわせたり、アクセントとして取り入れたりするのがおすすめです♪

スノーストーム

スノーストームは、白い花びらに紫の細かな斑点が入っている品種ですよ。

花径は1cmほどと小さく、株いっぱいに花を咲かせるのが特徴です。

見た目が派手すぎないので、どんな花とも相性がよく合わせやすいですよ♪

おもち

こぼれ種でいろいろな品種を育ててみてね♪

ネモフィラ以外のこぼれ種で増える植物おすすめ8選!

ネモフィラ以外にもこぼれ種で増える植物は多いです。

今回は、ネモフィラと同じ一年草の仲間で、こぼれ種で増える植物おすすめ8選をご紹介しますね。

一年草の植物も、こぼれ種を利用して翌年以降も楽しみましょう♪

1:ビオラ

ビオラは秋から春にかけて咲く花で、花が少なくなる冬の花壇に欠かせない存在ですよ。

さまざまな品種が流通しており、花の色もバリエーション豊かです。

パンジーによく似ていますが、パンジーよりも小ぶりで華奢(きゃしゃ)なのが特徴ですよ。

適切に手入れをすれば次々に花が咲き、初心者でも育てやすくおすすめです♪

2:ノースポール

ノースポールは冬から春にかけて咲く花で、白い花びらと黄色い花芯が特徴ですよ。

比較的手入れも簡単なため、初心者にも育てやすい植物です。

また、寒さに強いため、関東から西の地域では防寒対策をしなくても冬越しができますよ。

初夏まで花を楽しむことができるので、長く楽しみたい方におすすめです♪

3:カレンデュラ(キンセンカ)

カレンデュラは冬から春にかけて咲く花で、オレンジや黄色の暖色系の花が冬の花壇を彩ってくれますよ。

暑さに弱いため、日本では一年草として扱われています。

ほとんど放置していても長い間咲いてくれる、丈夫で育てやすい植物ですよ♪

4:ジャーマンカモミール

アロマやハーブティーによく使われるジャーマンカモミールは、黄色の花芯が盛り上がり、白い花びらが反り返っているのが特徴です。

白い花びらからはリンゴのような香りがし、疲労の軽減やイライラを抑える効果があるとも言われていますよ。

花を楽しむだけでなく、ハーブティーやポプリなども作ることができるので、癒されたい方におすすめです♪

5:ヤグルマギク

ヤグルマギクは、種まきの時期によって開花時期が異なりますが、冬から夏の間に花を咲かせますよ。

放射状に広がる花の形が特徴的で、青やピンク、白など花の色のバリエーションが豊かです。

乾燥しても色あせないため、ドライフラワーとしてもよく利用されていますよ。

ただし、丈夫でよく増えるので、増えすぎには注意が必要です。

6:オルレア(ホワイトレース)

オルレアは春から初夏にかけて咲く花で、「ホワイトレース」と言われるとおり、白いレースで編んだような繊細な花が特徴的ですよ。

どんな植物とも合わせやすいため、花壇や庭で大活躍すること間違いなしです。

また、開花時期がバラと重なるため、バラの下草としても人気がありますよ。

7:セリンセ・マヨール

セリンセ・マヨールは春に咲く花で、花を包むような葉っぱとベルのような形の花が特徴的です。

寒さには比較的弱いため、寒い地域では霜よけ対策が必要ですね。

環境が合えば、翌年もこぼれ種で増えてくれるでしょう。

8:ワスレナグサ

ワスレナグサは春から梅雨入り前まで咲く花で、寒冷地では多年草ですが、暑さが苦手のため日本では一年草として扱われていますよ。

直径1cmにも満たない小さな花を多くつけるのが特徴で、開花期が重なるビオラやネモフィラなどと合わせてもきれいにまとまります。

繁殖力が強くこぼれ種でよく増えるので、一面に咲かせるのもおすすめですよ♪

まとめ

  • ネモフィラはこぼれ種の放置で増える植物である
  • 日当たりと風通しのよい場所で育て、水や肥料はやりすぎないようにする
  • 冬の越し方のポイントは次の3点である
    • 室内には入れない
    • 防寒対策を行う
    • 霜に当てないようにする
  • こぼれ種での増やし方は次のとおりである
    • 1.花が終わったら、数株だけ花がら摘みをせず残しておく
    • 2.放置しておくと勝手にこぼれ種が発芽する
  • こぼれ種で育てる際の注意点は次の3つである
    • 草むしりの時に間違えて抜かないようにする
    • 親株と異なる色の花が咲くことがある
    • 増えすぎに注意する
  • ネモフィラのこぼれ種で育てられる人気品種は次の4つである
    • インシグニスブルー
    • ペニーブラック
    • マキュラータ
    • スノーストーム
  • ネモフィラ以外のこぼれ種で増える植物おすすめ8選は次のとおりである
    • ビオラ
    • ノースポール
    • カレンデュラ(キンセンカ)
    • ジャーマンカモミール
    • ヤグルマギク
    • オルレア(ホワイトレース)
    • セリンセ・マヨール
    • ワスレナグサ

こぼれ種の放置で、手間やお金をかけなくてもガーデニングを楽しめることがわかりましたね。

しかも、環境が合えば一年草のネモフィラを翌年以降も咲かせることができますよ。

今回ご紹介したおすすめ植物も参考にして、ぜひいろいろな植物をこぼれ種で増やしてみましょう♪

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