ネモフィラが倒れる前にできることは何?切り戻しや育て方も紹介

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ネモフィラが倒れるほど伸びてしまっていませんか。

ネモフィラが倒れる前にできることは3つあり、「切り戻しをする・支柱を立てる・来年の春の開花をめざし育てなおす」ことです。

しかし、ネモフィラには切り戻しを行わない方がよい場合もあり、その場合は残りの2つの方法をおすすめします。

育てなおしても原因がわからないとまた倒れそうになってしまいますよね。

なぜ倒れるほどになってしまったのかは、土に大きな原因があります。

倒れる前にできることのほかに、倒れるほど育った原因ネモフィラの育て方も紹介しますので、育てるときの参考にしましょう♪

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目次

ネモフィラが倒れるほど育ったときの3つの対処法

おもち

ネモフィラが倒れそう、どうしよう。

ネモフィラが倒れそうになったときの対処法は3つあり、「切り戻しをする」「支柱を立て倒れないようにする」「来年の春の開花をめざし育てなおす」ことです。

花が倒れそうになったとき、花が倒れてしまう前に切り戻しをして調整することが多いのですが、ネモフィラでは一般的な花と切り戻しのやり方が少し違うので、注意が必要ですよ。

ここでは、ネモフィラが倒れそうになったときの3つの対処法を切り戻しを行う場合と行わない場合にわけて、ご紹介しますね。

切り戻しを行う

一般的な花の切り戻しは株全体の「2分の1」から「3分の1」を残して切りますが、ネモフィラの場合、切りすぎになってしまうため注意が必要ですよ。

ネモフィラの切り戻しは株全体の「3分の2」を残して切りましょう。ネモフィラの花が小さいことや脇芽が出にくいためです。

しかし、茎が細くひょろひょろに伸びている「徒長(とちょう)」という状態の場合は切り戻しを行わないほうがよいでしょう。

おこめ

徒長って何?

「徒長」とは植物の茎や枝が細く長くなり、ひょろひょろと伸びて葉もまばらな状態のことです。

株全体の3分の2を残して切り戻しをしても倒れるほど育ってしまっている場合は、あわせて支柱を立てることを行いましょう。

切り戻しを行わない

切り戻しを行わない場合は、支柱を立て倒れないようにすることや来年の春の開花をめざし育てなおすことをおすすめします。

来年の春の開花を目指し育てなおす場合、苗をまた購入するのもよいですが、種から育てなおすのはいかがでしょうか。

この記事では「ネモフィラを倒れることなく育てるのに大事なこと」で種の採り方も紹介していますので、ぜひみてみましょう。

ネモフィラが倒れるのは土のせい!?

ネモフィラは他の花より、徒長したり倒れるほど育ったりしやすい植物です。

徒長や倒れるほど育つ原因として、土の栄養が過多なことや、水のあげすぎによる土の多湿などがあげられます。

ネモフィラを育てるときは土の状態によく注意しましょう。

ネモフィラが苦手としている土と、土をネモフィラが好む性質に調整する方法をご紹介しますね。

ネモフィラの苦手な土3選

1、土の栄養が過多

ネモフィラは成長が早く徒長になりやすい花のため、一般的な肥料の量では、ネモフィラにとっては栄養過多になってしまいます。

徒長すると倒れることのほかに、うどんこ病などの病気や環境の変化に弱くなるので注意したいですね。

土の栄養が過多になりやすいのは、追肥をするときです。ネモフィラに肥料をあげるときは、液体肥料を控えめにし、ようすをみながらあげましょう。

2、土が多湿

土の多湿は、栄養の過多と同じく徒長しやすくなるだけでなく、根腐れの原因にもなります。

土が多湿になる原因として、水のあげ方があります。水をあげるときは土の表面が乾いてからあげるようにしましょう。

3、酸性の土

ネモフィラは中性の土を好み、酸性の土を苦手とします。

酸性に傾いている土に植える場合は、石灰などを土に混ぜ中性に近づけてあげましょう。

日本は酸性の土になりやすい環境のため、とくに地植えをする場合は気を付けたいですね。

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ネモフィラを倒れることなく育てるのに大事なこと

ネモフィラが倒れることを防ぐには、徒長しないように肥料や水のやりすぎに注意することや、育ちすぎないように切り戻しをすることが大事です。

苗の植えかえの仕方」「世話の仕方」「種の採り方と種の撒き方」にわけて解説していきますね。

それぞれのポイントをおさえて、ネモフィラが倒れるほど育つことがないように気を付けて育てましょう。

苗の植えかえの仕方

ネモフィラの苗が購入できるのは2月~4月の初め頃までです。

ネモフィラは寒さに強いといわれていますが、2月~3月の寒い時期に購入した苗は温室育ちである可能性があり、外気温との差や環境の変化で一時的に弱っている場合があります。

そのようなときは、苗が落ち着いてから、植えかえてあげましょう。

ネモフィラを植えることに向いている場所は以下の3点です。

  • 日当たりがよい場所
  • 水はけがよい場所
  • 風通しがよい場所

土は、鉢植えの場合は肥料が多めのものは避けましょう。

ネモフィラの根は大変繊細なため、苗をポットからだすときは根が切れないように注意が必要です。コツは、ポットの土を丸ごとやさしく取り出すことですよ。

植え替えの終了後に、水をたっぷりとあげましょう。

苗が倒れるようなら、根元にバークチップや小砂利を置いて安定性を高めましょう。

苗の根元を支えるためのパークチップとして、「花ごころ マルチング材 コンテナガード S 3L」がおすすめです。

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こちらのバークチップで土を覆うことで、ネモフィラがより美しくひきたちおしゃれになります。

見た目だけではなく、泥がはねにくくなり、泥はねによる病気の予防にもなりますよ。

また、雑草を取り除いてから敷くと雑草が生えにくくなるので、ぜひ試してみましょう♪

世話の仕方

水はけのよい状態を保つために、水やりは土が乾いてからたっぷりあげましょう。

追肥は液体の即効性のものが向いており、ネモフィラの育ち具合をみながら行います。土の栄養過多は徒長をまねき、倒れる原因になるので十分注意しましょう。

切り戻しは全体が大きくなり葉が込み合ってきたときに行います。切り戻しは株全体の3分の2を残して、切りすぎに注意して行いましょう。

4月中旬くらいまでに花が咲きそろってから切り戻しをすると5月にもきれいに咲くため、この時期も切り戻しにおすすめですよ。

花が咲いたあとは、花がら摘みを行います。種ができる部分ごと摘みましょう。

おもち

花がらって何?花がら摘みってなんでするの?

花がらとは、花が咲き終わっても残っている、枯れた花のことを言います。

花がら摘みは、花の見た目を美しく整えるだけでなく、花の時期を延ばすためにも行いますよ。

種の採り方と種の撒き方

ネモフィラを育てる方法には、種を採り鉢や地植えで育てる方法と、こぼれ種でおもに地植えにして育てる方法があります。それぞれの方法をご紹介しますね。

種を採り育てる方法

種を採る時期は、花を観賞し終わった後がおすすめです。

花がら摘みをやめてしばらくたつと、種を包む殻が目立ち始めます。種がはじける前に殻ごと摘み、よく乾燥させてから種を採り出しましょう。

採った種は、冷蔵庫の野菜室などの冷暗所で種まきの季節まで保存するとよいですよ。

種まきは秋ごろ、芽が出る温度の20度くらいまで気温が下がってきたころに行います。

場所は日当たりがよく風通しのよいところを選びましょう。

冬越しは多少の霜は平気ですが、雪が降るほど寒い場合は軒下に入れたり、透明なビニールをかぶせたりして、雪が積もらないようにしてあげるとよいですね。

北日本などの寒い地域では、春に種まきをするのもひとつの手です。

かぶせるものに困る場合は、「渡辺泰 ミニ温室 650型プランター用」がおすすめです。

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こちらの商品は、プランターとほぼ同じ大きさなので、場所をあまり取りません。

ビニールだけでなく支柱などもセットになっているので、組み立てが簡単です。

ネモフィラだけでなく、ほかの植物の冬越しにも使えるので、おすすめですよ!

こぼれ種で育てる方法

花を見終わったあと、花がら摘みをせずに種ができるのを待ちましょう。

種の殻がはじけると種が地面に落ちます。地面からネモフィラが生え、春には花を咲かせるでしょう。

寒い地域の場合は冬越しが難しいため、おすすめしません。冬越しをする場合は、念のために種を少し採っておくことをおすすめします。

まとめ

  • ネモフィラが倒れる前の対処法は3つ
    • 3分の2を残して切り戻しをする
    • 支柱を立て倒れないようにする
    • 来年の春の開花をめざし育てなおす
  • ネモフィラが倒れるほどに育った原因は、土の栄養が過多なことや土が多湿になってしまったため
  • ネモフィラを倒れることなく育てるためのポイント
    • 徒長しないように肥料のやりすぎに注意する
    • 育ちすぎないように切り戻しをする
  • ネモフィラを植えることに向いてる場所は、日当たりがよく水はけのよい風通しのよい場所

各地のネモフィラの名所だけでなく、お家でもきれいなネモフィラの花を見ることができると素敵ですね。

ネモフィラの花の見ごろは風の強い季節でもあるので、徒長になって倒れそうになるのは心配ですよね。

この記事で紹介した「苗の植えかえの仕方」「世話の仕方」「種の採り方と種の撒き方」をご参考に、ネモフィラの花を美しく咲かせてみましょう♪

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