柴犬が寒さに強くて外飼いに向いている理由は?防寒対策もご紹介! 

  • URLをコピーしました!

ⓘ当ページのリンクには広告が含まれています。

(スポンサーリンク)

柴犬は寒さに強いと言われていますが、理由はなぜでしょうか。

それは体の毛がダブルコートと呼ばれる2種類の構造をしており、体温が下がりにくくなっているからです。

また、柴犬は日本の気候に順応している犬種であることも理由ですよ。

むかしは猟犬(りょうけん)や番犬として外で活躍していた柴犬ですが、最近は環境や人の価値観の変化などの理由により外飼いされている犬を見かけることは少なくなりました。

ですが、まだ外飼いを選択している人は少数派ながら一定数いるのも事実です。

この記事では、柴犬の外飼いに着目して「柴犬がどうして寒さに強くて外飼いに向いているのか」や「柴犬の外飼いにおける注意点や冬の寒さ対策」について、詳しく解説していきますよ。

【広告】

目次

柴犬は寒さに強いから外飼いをしても大丈夫!

柴犬は日本生まれの犬で昭和初期に国の天然記念物と指定され、「日本最古の犬」とも言われています。

性格は独立心が強い・がまん強い・自由活発などと言われており、猟犬として活躍していた頃からの気質が受け継がれているようです。

日本だけでなく国外でもたいへん人気の高い犬種ですよ。

そんな柴犬は冬の寒さに強く外飼いに向いていると言われていますが、どうしてでしょうか。理由を解説していきますね。

柴犬が冬の寒さに強い理由2つを解説!

【理由①】日本生まれの犬種であり猟犬として外で活動していたから

柴犬は古くから日本に住んでいたため、日本の風土気候に適応した体を持っています。

縄文時代から日本人のパートナーとして柴犬が存在していたとも言われており、小動物の狩りをする猟犬として飼育されていました。

もともと寒い外での活動が主だったためにエネルギッシュで自由に外で過ごすことを好み、寒さに強い犬種です。

【理由②】体の毛が2層構造のダブルコートで体温が下がりにくいから

犬の毛はシングルコート(単毛)とダブルコート(二重毛)という分け方があります。

柴犬は「ダブルコート」で、ダブルコートは外側の毛(トップコート)と内側の毛(アンダーコート)とで毛質がそれぞれ異なります。

外側の毛(トップコート)
  • 太くて硬い
  • 毛の密度が粗い
  • 雨や紫外線、衝撃から体を守る
内側の毛(アンダーコート
  • 柔らかい
  • 毛は密集している
  • 体温調整、保湿、防水の役割がある

この2種類の毛が重なることで体の体温が下がりにくくなっていますよ。

また、柴犬に限らずダブルコートの毛を持つ犬種は、日本の気候に合わせて内側の(アンダーコート)の毛が抜けて年に2回生え変わります。

これは換毛期(かんもうき)と呼ばれ、毛が抜けて生え変わることをいいますよ。

5月~7月頃、アンダーコートの被毛(ひもう)が抜けて、毛の密度が粗いトップコートがあたらしく生えてきます。夏に向けて蒸れを減らして通気性をよくし、暑さを軽減させるためです。

9月~11月頃になるとトップコートの被毛が抜けて、柔らかい毛が密集したアンダーコートがあたらしく生えてきます。体の熱を閉じ込めて、冬の寒さをしのぐためです。

このようにダブルコートの毛を持つ犬種は、夏毛と冬毛に抜け生え変わることで体温を調整します。

暑い時期は薄着になり、寒くなると厚めの羽織を着て季節に合わせた服装をする、人間の衣替えと同じといえますね♪

おもち

柴犬が寒さに強い理由はこの2つだったんだね!

柴犬を外飼いするときの注意点5つ

むかしは外飼いの犬を番犬として家の外で飼うという人も多くいました。

現在は犬も家族の一員という認識を持つ人が増え、室内で飼う人が増えましたが、まだ犬を外で飼う人はいます。

犬を外飼いすると「家の中の物や建具を壊されない」「人の食べ物を欲しがらない」「抜け毛が部屋の中に飛び散らない」などのメリットがありますよ。

犬を外飼いするときの注意点を5つにまとめてみました。

①フィラリア症の予防をする

フィラリアの幼虫が蚊をとおして犬の体内に入ると、心臓の機能障害を引き起こします。

蚊の多い環境で過ごせば感染リスクも高まりますので、定期的な駆虫薬の投薬・注射で愛犬を守りましょう。

②ノミ・ダニ対策をする

犬フィラリア症と同じく動物病院で処方される駆虫薬が効果的です。

③寒暖差、天候の変化に気を配る

暑さや寒さ、雨や風など外で過ごす犬は多くの気候の影響を受けます。愛犬が快適に安心して過ごせるよう季節に合わせた環境づくりをしましょう。

④適切なしつけをする

訪問者や通行人、近所の人に迷惑がかからないよう適切なしつけを行い、犬をつなぐリードが長くなりすぎないようにしましょう。

トイレトレーニングを正しく行い、衛生面も配慮するとよいですね。

⑤コミュニケーションをよくとる

外で飼っていても大切な家族の一員です。外飼いだからと外につないだまま放置するのではなく、しっかりとコミュニケーションをとりましょう。

また、散歩をしたり遊んだりして愛犬のストレスがたまらないようにしてあげるとよいですよ。

犬が苦手だという人もいます。売られているステッカーや注意書きで「犬がいる家」と知らせるのもよいですね。

柴犬が寒さを感じているサインとは?

もともと寒さに強い柴犬ですが、どんな厳しい寒さにも耐えられるというわけではありません。

もともと寒さに弱い柴犬もいますし、年を重ねるにつれて寒さに弱くなる柴犬もいます。

寒さを感じているときに、柴犬が見せるサインを知っておきましょう。

おこめ

柴犬が見せるサインって具体的にどういったものかな?

柴犬が寒がっているときのサイン

次のようなサインには意味があります。様子をみて極度な寒さを感じていると判断したときは、適切な対応をとりましょう。

  • 「水を飲む量が減る」:寒くて体温が下がると活動量を減らすために水を必要としなくなる
  • 「小刻みに震えている」:寒さを感じると基礎代謝が低下し、筋肉を振動させて熱を生み出そうとしている
  • 「体を丸めている」:体温を外に逃がさないようにするために、体を丸めるしぐさをすることがある
  • 「元気がない」:いつもは元気なのに明らかに動きが鈍かったり、散歩に行きたがらなかったり様子の変化がある

このように柴犬が寒さを感じているときには、見せるサインがあります。

「寒がっているな」と思ったときは、すばやく対策を取りましょう。

体調の変化にすぐに気づくためには、日頃からたくさんコミュニケーションやスキンシップをとることが大切ですね。

【広告】

柴犬の寒さ対策7選!おすすめの防寒グッズもご紹介♪

被毛がダブルコートの柴犬は寒さに強い犬種ですが、それでも冬の寒さは厳しく限度があります。

柴犬が寒さに強いからといって、冬の時期に何も対策をしないのは問題です。

すぐにできる冬の寒さ対策やおすすめの防寒グッズをご紹介しますので参考にしましょう♪

対策1:断熱性のある小屋を設置し、風よけや底冷え対策をとる

床にすのこや板、断熱材を敷くなどして小屋を底上げし、地面からの冷気が上がってこないようにしてあげると寒さをしのぐことができます。

小屋を陽当たりのよい位置に移動してあげると日中は日向ぼっこができますね。

小屋の向きを風向きに合わせて移動させたり、入口にカーテンをつけてあげたりしてダイレクトに冷たい風が入ってこないようにするのも対策としてたいへん効果的です。

こちらの保温性がある【ベットマットふわふわクッション】は冬の底冷えを解消してくれますよ。

小屋の中にひいてあげると冷えやすい愛犬のお腹を温めることができます。

色・サイズも愛犬に合わせたものを選べますよ。また、ズレにくいすべり止めもついています。

愛犬が安心して小屋の中でくつろげるように、空間を整えてあげたいですね。

対策2:適度な運動をする 

寒いからといって小屋に入れたままにするのはよくありません。

運動をして筋肉を使うと体が温まりますので、散歩の時間をしっかり確保して適度に冬の寒さに慣れさせましょう。

ドッグランなどの思いきり走って遊べる場所へ連れて行ってあげるのも、楽しい時間が過ごせてよいですね。

対策3:ブラッシングをする

ブラッシングをすると毛の隙間に空気の層ができて血行が良くなります。

一般的にダブルコートの犬はシングルコートの犬に比べて抜け毛が多いです。

換毛期はさらに毛が生え変わりたくさんの毛が抜けるため、お手入れはかかせません。丁寧にブラッシング&マッサージをして換毛を促進してあげましょう。

こちらの【ケア&マッサージブラシ3点セット】がおすすめです。

「毛をとかすブラッシングコーム」「散歩の汚れをおとすブラシ」「皮膚の血行を良くするマッサージブラシ」の3本のセットで使い勝手がたいへんよいですよ。

ブラシの素材はヤギの木や天然の木のため、愛犬にも優しく安心して使えますね。

皮膚や被毛(ひもう)の健康チェックをしながらブラッシング&マッサージをしてあげましょう。愛犬との楽しいスキンシップの時間を過ごせますよ。

対策4:水分摂取とご飯の量に気をつける 

冬は夏に比べてのどが渇きにくいため水を飲む量が減る傾向にあります。

「ドライフードからウェットフードにかえてみる」・「ドライフードにお湯を混ぜふやかす」などして水分を積極的にとらせるようにしょう。

ご飯を食べると脂肪が燃焼され体が温まります。また、寒さに備えるには脂肪を蓄えなければいけません。

体形管理をしながら普段より、少し多めにご飯を上げてもよいでしょう。

対策5:毛布や湯たんぽなどのあったかアイテムをとり入れる

使っていない厚手の毛布や保温マットなどのあったかアイテムを活用しましょう。

柴犬の体の背中側はダブルコートの毛で守られているため、毛布をかけてあげるときは体の上から掛けるのではなく、毛の薄いお腹側を保温してあげると効果的です。

おすすめのあったかアイテムは、こちらの【遠赤外線レンジでチンしてぽっかぽか スウィートハート犬猫ヒーター】です。

こちらは電子レンジで5分温めるだけの湯たんぽですよ。

冷えやすい愛犬のお腹を温めることができます。じんわりと優しい温もりを感じられそうですね。

電気コードを使わないため、夜も安心です。カバーも洗うことができますよ♪

対策6:秋冬用のウェアを着せる

寒さに強い柴犬ですが、暖かいところも好きです。

もともと体温が高い柴犬は体温の低下の影響も大きいと言われていますので、体温が逃げない温かなウエアを着せてあげると寒さから身を守れてよいですね。

換毛期の抜け毛も飛びにくくなりますので、お出かけのときには防寒対策もかねて着せてあげましょう。

対策7:室内飼いに切りかえる

寒さでストレスを感じる柴犬もいますので、寒さが厳しい冬の間だけでも室内での飼育を検討するのもよいですね。

気温が低下する夜や豪雪の日は玄関や室内に入れてあげられるように、前もって準備をしておきましょう。

豪雪が降る地帯などではとくに、防寒対策をしないと寒くて愛犬が体調をこわすことにもなりかねません。 冬が来る前に防寒対策をとるようにしましょう。

おもち

柴犬が冬でも元気に過ごせるように対策をしてあげよう!

まとめ

柴犬はもともと猟犬として外で活動していたため、ある程度は寒さに耐えることができます。

また、体は2種類の毛が層に重なっているダブルコートで、寒い冬の時期でも体温が下がりにくいため、寒さに強く外飼いに向いているといえますよ。

柴犬は寒さに強いと言いますが、なかには寒がりな子もいますし、天候の影響を大きく受ける外飼いでは室内飼い以上に気を配る必要があります。

愛犬が健康に毎日過ごせるように、しっかりと寒さ対策をとって元気に冬をのりこえましょう♪

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてください!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次