七夕に1歳児の出し物は、ペープサート(紙芝居劇)に使用する小物を工作したり、笹飾りを手作りしたりすることがおすすめです!
せっかくの七夕の出し物を1歳児と一緒に出来たら素敵だと思いませんか。
七夕の出し物に1歳児でも参加することができますよ!
七夕といえば願い事の短冊や飾りを笹に吊るす!
しかし、1歳児には難しいのではと感じてしまいますよね。
そこで1歳児にもできる方法をご紹介します!ちょっとした工夫をすることで簡単にできますよ。
例えば折り紙などで作成する立体の笹にこだわる必要はなく、平面の笹の絵を使います。
このような工夫をした七夕向けの1歳児ができる素敵な工作のアイデアを、この記事では紹介していきますよ。
七夕当日に由来を説明して終わりになるなんてもったいないですよね!
1歳児の素敵な工作で七夕の出し物に参加してもらいましょう。
七夕へ向けて1歳児と出し物の準備をしよう
七夕の出し物といえば劇やペープサート(紙人形劇)に紙芝居、歌を歌うなどがあります。
しかし、1歳児には劇や歌はまだ難しいと考えてしまい、出し物を見ているだけにしてしまいますよね。
本当に1歳児にできることは見ることだけなのでしょうか。まずは、1歳児が出し物に参加する方法から解説していきますね。
1歳児が出し物に参加する方法
劇で演じることや歌を歌う事だけが出し物ではなく背景の飾りや、劇で使う小道具などの七夕らしい工作物も出し物を盛り上げています。
事前に準備が出来る工作物ならば参加しやすいですね。
私自身、工作物が使われていると興味が持てたりうれしくなったりします。
七夕に興味を持ってもらうためにも、1歳児には工作物で出し物の準備に参加してもらいましょう。
七夕の工作を1歳児と製作する方法!おすすめ3選
この見出しでは、七夕の「笹飾りの製作」を紹介していきます。
笹に飾りなどを吊るす以外にどのような製作方法があるのでしょうか。
1歳児と一緒にたのしく製作できるよう工夫をしたおすすめの方法を3つご紹介しますね。
1歳児それぞれの個性や時間、予算と相談して製作していきましょう。
1.3次元にこだわらず絵を描く方法
折り紙で製作するなど立体の3次元にこだわってしまいがちですが、絵として製作することも立派な工作です!
ここで製作する笹の絵は2・3の土台にも使用します。
1歳児の子供であれば絵を描き楽しみながら製作できるので挑戦してみましょう♪
- 模造紙 :複数枚
- 筆 :数本
- 絵の具などの塗料 :数種類
- 水の入ったバケツ :1つ
- 1歳児に好きな絵の具を選ばせ、筆で模造紙に描いていく
- 水の入ったバケツでゆすぎながら、こちらを繰り返し、笹の葉を描く
※まだ、1歳児ですので口に入っても安全な絵の具を選んであげましょう
2.紙を貼って作成する方法
あらかじめ作っておいた笹飾りや吹き流しなどの七夕らしい飾り、ちぎり紙がおすすめです。
用意した笹飾りや七夕らしい飾りの形によって貼り方もさまざまなため、違いを楽しんでもらいましょう。
折り紙やお花紙をちぎって貼るちぎり紙は、ちぎる感触や音が楽しめます。
※1で紹介した笹の絵を使用します。
- 1で製作した笹の絵を描いた模造紙 :1枚
- 先に作成してあった笹飾りや七夕飾り :あればでOK
- 折り紙 :複数枚
- お花紙 :複数枚
- のり :1本
- テープ :1つ
- 1歳児が参加する前に笹飾りや七夕らしい飾りを製作しておく
- 折り紙やお花紙をちぎる
- ちぎった折り紙やお花紙をのりで模造紙に貼る
- 1歳児が参加し終わった後にのりやテープでしっかりと固定する
折り紙やお花紙を丸めて貼ってしまっても飾りに見えるのでおすすめですよ。しっかり固定して形を維持してあげましょう。
ここでおすすめな商品は、「五色鶴 造花紙(おはながみ) 500枚入 全21色」です。
こちらは、21色のおはながみが500枚入っているお得な商品です。
枚数が多く感じますが、1回まとめて購入しておけば、イベントごとにおはながみで家を飾ることができますよ。
また、学校行事や子供会ではなんといっても500枚あるので大活躍です♪
3.スタンプを使って作成する方法
大判の消しゴムやスポンジ、手をそのまま使う手形スタンプがおすすめです。
大判の消しゴムやスポンジはつかんだり押したりしたときに形が変わりますね。目でみてわかる変化を楽しんでもらいましょう。
手形スタンプは絵の具などを直接手につけるので、ぬれたような不思議な感触をあじわうことができますよ。
※1で紹介した笹の絵を使用します。
- 1で製作した笹の絵を描いた模造紙 1枚
- 1歳児の手で握れる大きさの消しゴムやスポンジ :使用するぶん
- 絵具などの塗料 :数種類
- 筆 :1本
- 1で製作した笹の絵を描いた模造紙に、消しゴムやスポンジ、手に絵の具をつけ押し付ける
- 1を繰り返す
- 最後に筆で少し微調整をする
消しゴムは四角のままではなく、星などの七夕らしい形にあらかじめ削っておくのもよいです。
1歳児がスタンプしたところに、筆でちょい足しして合作にしてみるのもよいですよ。
スポンジはそのままの形でも、1歳児にちぎってもらって形を変えても楽しいですね。
しかし、ちぎる場合は誤飲をしてしまう可能性があるので注意しましょう。
【出し物のための裏工作】
七夕といえば織姫と彦星ですが、1歳児の工作が終わったあとにこっそりと足してあげるのもよいですね。子供が取り外しできるようにしておくのがポイントですよ!
ここでおすすめの商品は、「消しゴムはんこ ほるナビ シード SEED 」です。
こちらは、ハガキサイズで子供が削ったり、切ったりするにはちょうど良いサイズの消しゴムはんこです。
簡単に工作ができるので子どもと一緒に楽しむことができますよ♪
もし、大きすぎる場合は、作成前に半分に切ってあげてから使用しましょう。
七夕当日に1歳児へ説明する方法!由来は大事なこと!
出来上がった工作物を使って七夕の説明を1歳児に伝えてみましょう。
七夕とは昔からある日本の行事の一つとして「棚機(たなばた)」と、中国から伝わった「七夕伝説」などが合わさってできた行事です。
昔は棚や祭壇(さいだん)にお供え物をして豊作を願ったり、芸事などの上達を願ったりしたようですよ。
しかし、最近では祭壇(さいだん)よりも竹や笹を飾ったものをよくみかけますね。
そこで1歳児に飾り付けてもらった笹飾り工作を使って、親しみやすく説明していきましょう。
織姫と彦星
七夕といえば年に一度の七夕の日に天の川をこえて会うことができる、織姫と彦星ですよね。
織姫と彦星を折り紙などで用意してペープサートのようなことをしてみましょう。
1例を紹介します。
「仲の良い織姫と彦星は二人で遊びすぎました。そこで神様は天の川で二人を離してしまったのです。」
→最初に織姫と彦星を近づけておいて、離す。この時に笹飾りに天の川のようなものがあれば、織姫と彦 星の間に入るようにするとよい。
「離された織姫と彦星は遊びすぎたとこに気が付き、仕事をするようになりました。そこで神様は年に1度七夕の日に二人を会えるようにしました。めでたしめでたし。」
→天の川を飛び越えて再び織姫と彦星をくっつける。
笹飾り
笹飾りには、豊作の願いをこめてつけるという由来があります。また、七夕には上達したいものを奉納することも含まれていますよ。
果物などの作物の飾りには「果物の飾りには、たくさん実がなりますよう」という意味があります。
また、作物だけでなくケーキなどの食べものの飾りには「いろいろなものをこれから食べていこうね」という意味も込められていますよ。
ボールなどの遊具の飾りには「上手になりますように」という願いが飾りに込められています。
こちら3点を参考に1歳児に由来を説明してあげるとわかりやすいですよ。
まとめ
- 七夕に1歳児の出し物におすすめなのはペープサート(紙芝居劇)に使用する小物を工作したり、笹飾りを手作りしたりすること
- 七夕の工作を1歳児と製作する方法は、下記の3選である
- 笹飾りを立体で作成するのではなく、模造紙などに描く
- 折り紙やお花紙をちぎり貼る
- 消しゴムやスポンジでスタンプする
- 裏工作として「織姫」と「彦星」を追加してあげるのもおすすめ
- 由来は1歳児と作った七夕工作や織姫・彦星を使用して説明する
- 七夕には上達したいものを奉納するという意味があり、笹飾りには豊作の願いをこめられている
七夕の1歳児の出し物のおすすめアイデアを紹介してきました。
1歳児と一緒に出し物の準備を楽しくできればうれしいです。
お家用に画用紙を台紙に一人用のものを作ってみるのもよいかもしれないですよ。
七夕当日には出来上がった工作物で由来を説明できるとよいですね。
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