端午の節句のお祝いお菓子!かしわ餅とちまきの違いは何!?食事も紹介

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端午の節句をお祝いするお菓子のかしわ餅とちまき、どのように違うのか考えたことはありませんか。

かしわ餅とちまきは、使う葉や由来に大きな違いがあります。

2つのお菓子は地域で比べてみると「かしわ餅:東」「ちまき:西」に多く端午の節句のお祝いとして用いられていますよ。

使う葉の生えている場所や起源も「かしわ餅:日本」「ちまき:中国」とも違い、由来があることなど、後ほど解説していきますね。

端午の節句のお祝いの準備をするのなら、お菓子だけでなくやはり食事もかかせません。

この記事では、端午の節句を祝うための縁起のよい食事にはどんなものがあるのか、お祝いの目的別のおすすめお菓子も紹介していきますね。

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目次

端午の節句をお祝いするお菓子の由来は?

端午の節句をお祝いするお菓子のかしわ餅とちまきには使う葉の違いがありますが、それ以外にも違いがあります。

かしわ餅とちまきは由来も違い、「かしわ餅は葉1枚の葉で巻いている」「ちまきは複数の葉で中身を包んでいる」ことにもあらわれていますよ。

2つのお菓子は端午の節句のお祝いとどのような関わりを持って生まれてきたのでしょうか。

使う葉や由来をとおして違いを見ていきましょう。

使う葉の違い

使う葉の形は葉の全体の形が違い、「かしわ餅は丸い葉」「ちまきは細長い葉」を使っています。

形が違うということは、それぞれの葉の種類も違うということです。

また、同じかしわ餅やちまきであっても地域によって使う葉が違うため、表にまとめました。

お菓子の種類葉の種類地域
かしわ餅
(全体が丸い葉)
・柏の葉

・サルトリイバラの葉
東日本

西日本
ちまき
(全体が細長い葉)
・ささ

・ススキ・チガヤ・ヨシ・マコモ
日本海側・中国、九州地方

近畿南部・四国・九州全域

ちまき

ちまきは室町時代に中国から日本に伝わったお菓子で、中国の故事が由来のお菓子です。

故事

2千年以上前の5月5日、屈原(くつげん)という国の要職を陰謀により失脚した詩人が、国の行く末に絶望し川で身投げをしました。

その供養のために供物を川に供えたところ悪い龍に食べられてしまったのです・・・。

そこで龍が苦手としている楝樹(れんじゅ)の葉でもち米などを包みました。

邪気を払う5色の糸で縛ったものを川へ供えると、龍に食べられることもなく供養することが出来ました。

このことから中国で5月5日にちまきを食べる風習が生まれ、日本に伝わり食べられるようになります。

また、5色の糸はこいのぼりの吹き流しとなり、端午の節句の風物詩となっていますよ。

かしわ餅

かしわ餅は、日本に古くからあるお菓子で端午の節句と結びついたのは江戸時代とされています。

かしわの葉は新芽が生えるまで古い葉が落ちないことから、代々続いていく「子孫繁栄」と結びつき、江戸時代の武士の世に広まりました。

さらにかしわ餅は参勤交代で各地に、長い江戸時代の中で武士だけでなく庶民に、端午の節句をお祝いするお菓子として広まっていったとされていますよ。

端午の節句をお祝いする食事は何がある?

端午の節句をお祝いするお菓子のように、食事にも縁起がよいとされるものがあります。

お祝いの定番の「」や、5月が旬の「カツオ」「タケノコ」などを使った食事です。

食事のすべてを変更するのではなく、1品足すだけでも端午の節句をお祝いする雰囲気がより増すことでしょう。

なぜ縁起が良いとされるのか、理由や由来もそえて紹介しますね。

端午の節句だけでなく、様々な場面で縁起のよいとされる食事に登場する鯛料理は定番です。

語呂合わせの、めで「たい」が縁起のよい理由としてよく知られていることからもわかりますね。

それだけではなく鯛の体が赤と白だということも縁起のよいお祝い向きだとされていますよ。

鯛料理
  • 鯛めし
  • カルパッチョ
  • 姿焼き
  • 寿司 など

カツオ

鯛と同様にカツオも語呂合わせで勝つ男、「カツオ」が縁起のよい理由です。

カツオを切ると松の年輪に似た模様が出てくることからおめでたいともされていますよ。

5月の旬の食材でもあるのでぜひ取り入れましょう。

カツオ料理
  • カツオのたたき
  • カツオサラダ
  • カツオの生姜煮
  • 寿司 など

タケノコ

タケノコは真っすぐに伸び成長も早いことから、子どもが「真っすぐによく育つ」とされ縁起がよいとされています。

また、タケノコは5月が旬の食材のため、端午の節句に食べられていますよ。

タケノコ料理
  • タケノコの土佐煮
  • 若竹煮
  • バター醤油焼き
  • 茶碗蒸し など

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端午の節句のお祝いおすすめお菓子!!目的別♪

端午の節句をお祝いするお菓子といえば「かしわ餅」と「ちまき」です。

しかし、代表するお菓子があってもお菓子選びに困ってしまいませんか。

ここでは、端午の節句をお祝いする目的別のおすすめお菓子を紹介します。

端午の節句のお祝いのお菓子の一例としてみていきましょう。

初節句の場合

おすすめお菓子は、「お名前が入れられる名入れカステラ」です!

祖父母の方には名前入りという特別感があり、よいですよ。

こちらは記念撮影におすすめで、名前入りの菓子と子どもの写真を大切に飾っている方もいますね。

子どもの名前を最大5文字まで入れることができるため、カステラと子どもの写真を祖父母の方におくるのもよいですよ。

「食べてよし!」「撮ってよし!」の2つの意味でおすすめです。

伝統を意識する場合

かしわ餅やちまきはもちろんのこと、全国各地に端午の節句をお祝いする食べ物があります。

表にまとめたような各地の端午の節句をお祝いするものを食べるのも新たな発見がありよいですよ。

餅の種類地域
べこもち北海道や青森県
笹巻山形県
笹団子新潟県
鯉生菓子長崎県
あくまき鹿児島県

こどもの日を意識する場合

端午の節句は男の子のお祝いの日ですが、同じ5月5日はこどもの日でもありますね。

こどもの日は子ども全体をお祝いするとともに母への感謝をする日とされています。

そのため、男の子がいなくても女の子や母へも意識したものはいかがでしょうか。

端午の節句やこどもの日を意識した季節限定のお菓子も素敵ですよね。

例えば、5月は苺の旬でもあるので、苺を使ったお菓子などもおすすめですよ。

まとめ

  • かしわ餅とちまきは、「使う葉」「由来」が違う
  • かしわ餅は「日本」で生まれ、ちまきは「中国」で生まれて日本に伝わってきた
  • 端午の節句をお祝いする食事は、「」「カツオ」「タケノコ」を使ったものである
  • 端午の節句のおすすめお菓子は、下記3選ごとの目的別に選ぶとよい
  • 5月5日は端午の節句であるとともに、こどもの日でもあるので男の子に限らずお祝いしてもよい

かしわ餅とちまきは全く別の物ですが、長いときを経て同じ端午の節句をお祝いするお菓子になったようですね。

縁起の良い食べ物は鯛のように様々なお祝いに向いたものがほかにもありますので、どんなものがあるのか探してみるのも面白いですよ。

端午の節句の食事は1品そえるだけでも縁起のよい雰囲気が出るので、ぜひ取り入れましょう。

お祝いのお菓子も地域独特のものから季節限定のものまでさまざまなので、楽しんで探してみるとよいですね。

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