アトピー性皮膚炎でも、対策を正しく行えば、プールに入っても大丈夫です。
夏になると子どものプールが控えている親御さんも多いのではないでしょうか。
その中で、アトピー持ちの子どももいますが、アトピーでもプールに入ってもよいのか迷ってしまいますよね。
この記事を読むと、アトピーでもプールに入ってもよい基準や、プールに入ってもアトピーを悪化させない対策がわかりますよ。
ぜひ、この記事を参考にして夏のプール対策を行いましょう♪
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アトピー性皮膚炎のときのプール対策は4選がおすすめ♪
アトピー性皮膚炎の方におすすめのプール対策は以下4選です。
- プール後はしっかりシャワーを浴びる
- プール前後で保湿ケアをしっかり行う
- 長袖の水着で肌に塩素の付着を避ける
- 野外の場合は日焼け対策を行う
アトピー性皮膚炎でもプールに入ってもよいケースと、おすすめのプール対策をご紹介します。
アトピー性皮膚炎の子どもがいる家庭の親御さんは必見です!
ぜひ、こちらを参考にしてプール当日を迎えてください。
プール対策①プール後はしっかりシャワーを浴びる
プール後は、しっかりシャワーを浴びることが大切です。
プール後にシャワーを浴びることで、アトピーの原因となる塩素を落とすことができますよ。
詳しくは、「アトピー性皮膚炎のプール後は塩素をしっかり落とす」を参考にしてくださいね♪
プール対策②プール前後で保湿ケアをしっかり行う
プール前後で保湿ケアをしっかり行うことで、プールによるアトピーの悪化を防ぐことができます。
プール前の保湿:「ワセリン」をアトピーがある部分に塗る。
ワセリンは皮膚の表面を油膜で覆い、皮膚の水分が逃げていくことを防ぐため、肌の水分をキープできます。
さらに、油膜を貼り水をはじく効果があるため、プールの水が直接肌に刺激を与えることを防いでくれますよ。
プール後の保湿:シャワーを浴びた後に、いつも使っている保湿剤を塗る。
シャワー後は、どんどん肌の乾燥が進んでいきます。入浴後10分以内に保湿ケアをすることがおすすめです。
ワセリンは、病院だけでなく、ドラッグストアなどで購入できます!
購入の際、どの薬を購入したらよいのか迷ったときは登録販売者や薬剤師に相談しましょう!
プール対策③長袖の水着で肌に塩素の付着を避ける
肌をプールの塩素水から守るためには、そもそも「肌にプール水を触れさせない」ことも大切です。
気になる方は「長袖」の水着の着用を考えましょう。
直接プール水に触れる肌の面積を減らすことができますよ。
プール対策④野外の場合は日焼け対策を行う
プールの場所によっては野外のところもあります。野外の場合は日焼け対策も大切です。
紫外線や日差しによって、皮膚のバリア機能がさらに弱くなりアトピーを悪化させてしまう可能性があります。
おすすめの日焼け防止対策
- 泳がない休憩時間は、ラッシュガードや帽子などを着用する
- ウォータープルーフ(水に落ちにくい)タイプの日焼け止めをプール前に塗る
ただし、プールの場所や学校の規則によってはラッシュガードと日焼け止めが禁止されている場合もあります!ラッシュガードと日焼け止めを使用する場合は事前に確認してからにしましょう!
ラッシュガードとは、水着の上から着用する上着のようなものです。詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
アトピー性皮膚炎でも軽症であればプールに入ってOK
アトピー性皮膚炎であれば必ずしもプールが禁止されるということではありません。軽症であればプールに入ることができます。
ただし、以下の場合はプールは控えましょう。
- 炎症が強い
- 化膿(かのう)しているニキビがある
- ニキビが悪化して赤くはれ上がっている
困ったら、一度病院の医師に相談しましょう!
また、軽症の場合も悪化しないように事前の対策が必要です。
アトピー性皮膚炎のプール後は塩素をしっかり落とす
ここまで、『アトピーのプール対策』についてご紹介しました。
この中でもっとも簡単かつ大切なのは「プール対策①プール後はしっかりシャワーを浴びる」ことです。
プールの水に含まれている塩素が肌の刺激になり、アトピーが悪化してしまう原因になります。
しっかり洗い流さず、肌に塩素が残っていると、肌荒れやアトピーが悪化してしまうこともありますよ。
プールにはシャワーが完備されているところがほどんどのため、事前に大きな準備なしで対策ができます。
プール後にシャワーを浴びるときのポイント
- プール後に備え付けのシャワーを浴びる
- シャワー室が男女共用:水着のままでシャワーを浴びる
- シャワー室が男女別:水着を脱いでから全身シャワーを浴びる
- 帰宅後は必ず、自宅のお風呂で石けんを使って全身をしっかり洗う
アトピーやかゆみのある部分はゴシゴシ強くこすらず、優しく洗うようにすると肌への負担も減りますよ。
アトピー性皮膚炎は皮膚のバリア機能が弱くなり、痒みや赤み・湿疹が出てしまう病気です。
塩素が刺激になることで肌のバリア機能がさらに弱くなってしまい、痒み・湿疹を悪化させてしまう原因になります。
アトピー性皮膚炎の悪化を防ぐためにも、塩素が含まれているプールの水をしっかり洗い流すことが大切です。
アトピー性皮膚炎はプールのとき学校へ伝えよう!
学校でも必須となるプール授業がありますよね。
アトピー持ちの子どもの親御さんは、普段は隠せているアトピー肌を露出して周りの子に悪く思われないか、アトピーが悪化しないかなど不安がありますよね。
アトピー性皮膚炎にかかっていることを、学校に伝えておくと安心できますよ。
アトピーのことを学校にプールの前に伝えるメリットは以下の通りです。
- 薬を使用する際は、別室で塗らせてもらえる
- 子どもが痒がっていたり、酷くなっていたりしても言い出せない場合、正しい処置をしてもらえる
- 野外の場合、普段は禁止されている日焼け止めや塗り薬の使用を認めてもらえる
- 症状が酷い場合、プール授業は免除してもらえる場合がある
学校によって対応は変わってきますが、しっかり説明することで適切な対応をしてもらえます!
プール授業で心配なときは、担任の先生に相談してみましょう!
まとめ
- アトピー性皮膚炎でも軽症であればプールに入っても大丈夫
- アトピー性皮膚炎におすすめのプール対策は以下の4選がおすすめ
- もっとも大切なことは、アトピー性皮膚炎のプール後は塩素をしっかり落とすことである
- アトピー性皮膚炎の場合、プール授業の前に学校へ伝えたほうがよい
- アトピー性皮膚炎を学校に伝えるメリットは以下の4つ
- 薬を使用する際は、別室で塗らせてもらえる
- 子どもが痒がっていたり、酷くなっていたりしても言い出せない場合、正しい処置をしてもらえる
- 野外の場合、普段は禁止されている日焼け止めや塗り薬の使用を認めてもらえる
- 症状が酷い場合、プール授業は免除してもらえる場合がある
アトピー性皮膚炎でも、プール前後のアトピー対策をしっかり行うことで、プールを楽しむことができますよ。
アトピーでも諦めず、対策をしっかり行ってプールを楽しんでくださいね♪
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